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中国山地の真ん中、広島県と鳥取県の県境に位置する道後山は、標高1269mの山である。広島県にとっては代表的な山の1つで、日本300名山の一座を占める他、花の百名山の一座でもある。そんな道後山に登ってみた。

山の近くにある温泉地を朝に出発。それほどキツイ山ではないので、朝は普通の時間に出発する。それでも登山口である月見ヶ丘駐車場には0800過ぎには到着した。

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登山口から目の前に見えるのが岩桶山。山頂までの距離は約1.5kmで20分ほど歩くとその山頂に到着する。岩桶山に行く途中の登山道には様々な花々が咲いていた。また山頂には山頂平原が広がり、絶好の展望が広がっている。

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岩桶山からは一旦鞍部に下がり、再び緩やかな登り坂を登った所が道後山の山頂である。道後山の山頂はお花畑のようになっており、まさに「この世の楽園」といった雰囲気があった。

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帰りは山裾を巻くような登山道を通って月見ヶ丘の駐車場に戻る。こちらの方が標高差は少なく、時間的には楽だったが、やはり山頂の高原を歩く道の方が気持ち良い。

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登山口に戻ってきたのは10時過ぎ。所要時間2時間弱のミニ登山であった。

道後山。山自体は登りやすい山で、高尾山よりも楽なぐらい。それでも登山路の所々に咲く花々と山頂部の広大な山頂平原から見る景観には一見の価値がある。広島県を代表する山に相応しい名山だと思った。