もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

タグ:鉄道

230502a_JR以外で東京大坂を移動する

東京から大阪へ移動する場合、一般的な方法としては東海道新幹線を利用する方法だろう。その他には飛行機とか高速バス、JRの在来線による移動も考えられる。中には自家用車やレンタカーで移動する場合もあるだろう。
しかし上記の手段をいずれも使わず、JRを使わずに東京・大阪間を移動する方法はないだろうか。今回はJR以外の手段で東京・大阪を移動する方法を模索してみた。





230501a_JR以外で東京大坂を移動する

東京から大阪へ移動する場合、一般的な方法としては東海道新幹線を利用する方法だろう。その他には飛行機とか高速バス、JRの在来線による移動も考えられる。中には自家用車やレンタカーで移動する場合もあるだろう。
しかし上記の手段をいずれも使わず、JRを使わずに東京・大阪間を移動する方法はないだろうか。今回はJR以外の手段で東京・大阪を移動する方法を模索してみた。




地図3


北海道東部で風光明媚な町、清里町。旅の3日目はこの町からスタートする。 昨晩は清里町で1泊した 後、始発の0712発北見行きに乗る。キハ40系の2両編成だ。

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小雨交じりの天気の中、列車は美しい景観の中を走っていく。左右に見えるのは麦、ソバ、ジャガイモ等の色とりどりの畑たち。

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知床斜里を過ぎると、右手にオホーツク海が広がる。冬は流氷が押し寄せてきて美しい景観を見せてくれる所だ。

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網走駅で約30分の長時間停車。この時間を利用して写真を撮る。にしても雨の網走駅はマジ寒い。今日7月23日だぜ。なんだよ、この寒さ。

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網走から北見までは比較的都市化が進んだ所。しかし同じ都市圏と思えた網走と北見が意外と遠い事に驚く。北見には定刻の0952に到着。ここで1032発の快速「きたみ」に乗り換える。

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快速「きたみ」は、北見と旭川を約2.5時間で結ぶ快速列車だ。北見~旭川間のうち、特に遠軽と上川の間は列車本数が少ない区間で、遠軽~上川間を走破する普通列車は1日2往復しかない。青春18切符ユーザー泣かせの区間である。かくも貴重な快速「きたみ」だが、僅かにキハ54系1両という侘しい編成である。それでも超満員とかにはならないので、輸送需要とのバランスは取れているのだろう。

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北見駅を出てしばらくは北見の市街地を走るが、すぐに北海道らしい田園地帯が広がる。さらに進むと列車は原生林の中に入っていき、視界が開けた所が遠軽の町になる。遠軽はスイッチバック形式の駅になっているので、「きたみ」はここで進行方向を変える。

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遠軽からは山間部に入っていき、丸瀬布、白滝といった駅に停車する。白滝駅で単独旅行者らしい人物が下車していったのは少し驚き。白滝を過ぎるとさらに山は深くなり、しばらく走って少し視界が開けたと思うと、列車は層雲峡方面への入口、上川に到着する。

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上川から先は石狩川に沿って旭川まで比較的平坦な地形になる。途中、愛別、伊香牛、当麻、永山などの集落を抜けていくが、停車駅は当麻のみ。快速「きたみ」の本領発揮だ。そして列車は定刻通りに旭川駅に到着する。

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つづく

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花咲線で釧路から根室に移動した 後、最初に訪れたのは根室「はなまる」である。 「はなまる」については 昨年度も紹介した ので、今回は簡単な紹介に留める。駅から歩いてみたのは今回初めてだったが、所要時間は徒歩約10分であった。鉄道利用だったので気にせずビールを飲めたのが良かった所だ。

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歩いて駅に戻る。途中「ときわ台」公園という所で一休みする。

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駅に戻る途中にこんな看板が・・・。あらまあ、今でもこんな所で活動していたのかしら、民社党。

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枕崎は鉄オタの聖地ですよ。

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これ「幸せの黄色にポスト」だそうです、って、色が気持ち悪いだけやん。 。

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根室発1333の釧路行きに乗る。往路と同じルートなので、特に目新しさはない。北海道らしい風景を見ながら、釧路へ向かう。

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釧路には1550頃に到着した。ここからは1632発の釧網本線網走行きに乗る。これも3時間以上走る長距離列車だ。

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釧網本線も見どころの多い路線である。釧路を出ると、すぐに左手に釧路湿原の広大な景観が見えている。そのような景観が標茶あたりまで続き、そこからは原生林を抜けて弟子屈市街に出る。摩周駅を過ぎると、左手に硫黄山が見えてきて、釧網本線有数の温泉地である川湯温泉に着く。

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川湯温泉から先は峠道に入り、トンネルを抜けると清里町の田園風景が広がる。パッチワークの景観が車窓を過ぎていき、やがて列車は清里町の駅につく。今日は清里町に1泊する。

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つづく

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釧路に1泊した 翌朝、普段よりも少しだけ寝坊して釧路駅へ。そこから根室本線(通称「花咲線」) 釧路発0818の列車に乗ります。この列車は、キハ54系とキハ40系の混成2両編成。まずは先頭のキハ54系に乗ります。

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発車してしばらくすると、市街地を抜けて北海道らしい原生林の中に入っていきます。現生林を抜けると牧草地帯。これまた北海道らしい風景です。

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途中の主要駅である厚岸が近づくと、右手に太平洋が見えてきます。またコンブ漁が盛んな地域なので、収穫されたコンブが海岸に並べられています。

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厚岸を出て、次の茶内までは、厚岸湖とその周辺湿原にある別寒辺牛湿原が美しい所。列車もサービスのためか、速度を落として運転してくれます。

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次の茶内駅では列車交換があり、乗客の約半数がここで降りていきました。そこで後方に連結されているキハ40系に移動。こちらはボックス席の仕様で、椅子とテーブルが雰囲気のある木目調になっていました。ボックス席の1つを丸々占領し、パソコンを広げて優雅に車窓風景を楽しみます。 。

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根室が近づくと、右手には落石海岸の風景、左手には根室半島の原生林が広がっています。このあたりも花咲線で景観の美しい所。左右に動きながら写真を撮るのに忙しいです。

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根室駅には定刻の1052に到着。所要時間約2.5時間の列車の旅でした。釧路から根室に行く時間で、新幹線なら東京から新大阪まで行ってしまうのですから、いやはや・・・。

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つづく

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