もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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Red Storm(以下、本作)は、1987年東西ドイツ上空での航空戦を扱ったシミュレーション・ウォーゲームです。 皆さんご存知の通り、冷戦時代に東西両陣営間の全面戦争はありませんでした。 従ってこのゲームは、実際には起こらなかった戦いを描いた「仮想戦」ゲームです。 本作は、1Turn=1分、1Hex=2.5海里、1ユニット=1~4機の航空機を表しています。 さらに本作は単なる空中戦ゲームではなく、爆撃編隊や護衛戦闘機(MIGCAP)、防空制圧(SEAD)機、スタンドオフジャマー機、さらには戦果確認機をも含んだ航空任務の全体像を再現するゲームです。そして攻撃側の航空戦力に対して防御側は戦闘機だけではなく、SAMや対空火器、早期警戒レーダー網からなるIAS(統合防空システム)で対抗します。 複雑な現代航空戦を余すことなく再現する本格的な航空戦ゲームの全体像をお楽しみください。



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Ukraine'43(以下、本作)は、1943年8月~11月にかけてウクライナにおけるソ連軍の攻勢を扱うシミュレーション・ウォーゲームである。ウクライナといえば、2022年に開始されたウクライナ戦争で戦場となった地域で、本作でもハリコフ(ハリキウ)、ザボロジェ(ザボリージャ)、キエフ(キーウ)、ヘルソン、マウリポリといったウクライナ戦争での激戦地がマップに収められている。
今回はVASSALを使ったソロプレイで、プレイするシナリオはシナリオ1「ジューコフ攻勢」。このシナリオは1943年8月~9月にかけて実施された「ルミャンチェフ攻勢」を再現するもので、ソ連軍の目標はハリコフの占領とドンバス地方での支配領域拡大である。まさに2022年のウクライナ侵攻を地でいくような戦いだが、果たして・・・。

前回までの展開は --> こちら

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4Turn

ソ連軍プレイヤーTurn

RU_1TKA北方ではハリコフへの包囲網再形成とハリコフへの直接攻撃。そしてハリコフへの北からの接近路を阻んでいるベルゴルドの攻略がこのTurnの目標となる。

まず戦線最西端スミー西方では、ソ連第1戦車軍がドイツ軍の弱点部に対する強襲攻撃を仕掛ける。これはドイツ軍に対する牽制の意味を持ち、かつ同方面で活動中のドイツ軍グロスドイッチュランド装甲師団(15-12-7)の活動を抑制する意味を持つ。攻撃は成功してドイツ軍の突撃砲大隊(2-2-7)を撃破。しかし突破口は啓開せず、一部を前方展開させた後、主力は後退してドイツ軍の反撃に備える。

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肝心のハリコフ方面では、頑強に抵抗していたベルゴルドが遂に陥落。しかしハリコフ南方でのソ連軍の攻撃については、ドイツ軍装甲師団による断固たる防御が成功し、ハリコフ南方を締め上げるのは失敗した。

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ドンバス方面では豊富な砲兵火力を投入した定点攻撃を2個所に対して実施したものの、これまたドイツ軍による頑強な抵抗を受けて前進できなかった。

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ドイツ軍プレイヤーTurn

GE_15127_GDPGDハリコフ西方に反撃兵力が集まってきたので装甲部隊で反撃を実施する。
まずスミー西方では、ドイツ軍最強のグロスドイッチュランド装甲師団を主力とする反撃部隊が高比率攻撃でソ連軍歩戦部隊を撃破。さらに機動強襲で別のスタックを撃破し、2個スタックを使用不能にした。

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一方、ハリコフ南方では、装甲5個師団とティーガー重戦車大隊が反撃を実施したが、ソ連軍部隊が断固たる防御に成功したため、大きな戦果はなし。ただ、5個師団もの装甲師団が集結すると、さすがにその威力は半端ない。

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5Turn

ソ連軍プレイヤーTurn

RU_325_KVB北方では、まずハリコフ包囲を完成させるべく、ハリコフ南方に陣取るドイツ軍装甲師団に対して6-1の高比率攻撃を仕掛けた。この攻撃は成功し、ドイツ第7装甲師団を撃破。その残余をハリコフ市内に追い込んだ。

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ドンバス方面では、ようやくソ連軍の攻撃が成功。スラヴャンスク(Slavyamsk 5021)東方に張り出したドイツ軍陣地帯を撃破。そのままクラマトルスク(Kramatrosk 5022)に突入し、スラヴャンスクを守るドイツ軍第257歩兵師団(2-5-4)を半包囲下にした。
その南方、アルテーミウシク(Artemovsk 5322)に対してもソ連軍第1打撃軍を主力とする部隊が総攻撃を実施。砲兵支援を受けた3-1攻撃によってアルテーミウシクを占領した。

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ドイツ軍プレイヤーTurn

GE_677_10PGDソ連軍の主力がハリコフ周辺に集まってきた。ドイツ軍としてはむしろ対処しやすい状況である。特に平地戦で圧倒的な威力を発揮するティーガー重戦車大隊が復活したので、狭い地域の戦闘はむしろ有利と言える。

北方では、スミー西方でグロスドイッチュランド装甲師団を投入して反撃を実施。これはスミーに脅威を与えることで、ソ連軍の注意をこちらに引きつける意図である。ソ連側の守備兵力も広く散開して弱体化しているため、ドイツ軍はAutoDSで1スタックを撃破。さらに機動強襲で2スタックを撃破し、スミー方面のソ連軍は危機に陥った。

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ハリコフ南方では、ドイツ軍はハリコフの解放を諦め、ハリコフ南方へ攻撃を指向した。ティーガー戦車を含むスタックでAutoDSを仕掛けて1スタックを撃破。さらにソ連第1戦車軍を撃破したものの、そこで進撃がストップする。ドイツ軍としてはマンシュタイン将軍による振り直しができるので、AutoDSに拘らず、もう少し比率の下げた攻撃を2個所で実施した方が良かったかもしれない。

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ドンバス方面では反撃は行わず、戦線の引き直しを図る。スラヴャンスクは包囲下のままで放置。戦線はコンスタンチノフスク(Konstantinovsk 5123)、ゴロフスカ(Gorlovka 5324)、マキイフカ(Makeyevka 5326)というラインを主抵抗線とする。また補充部隊をコンスタンチノフスに投入して急遽守りを固めると共に、増援に現れた第10装甲擲弾兵師団(6-7-7)と歩兵師団1個をドンバス方面へ鉄道輸送。予備兵力とする。

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つづく

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Ukraine'43(以下、本作)は、1943年8月~11月にかけてウクライナにおけるソ連軍の攻勢を扱うシミュレーション・ウォーゲームである。ウクライナといえば、2022年に開始されたウクライナ戦争で戦場となった地域で、本作でもハリコフ(ハリキウ)、ザボロジェ(ザボリージャ)、キエフ(キーウ)、ヘルソン、マウリポリといったウクライナ戦争での激戦地がマップに収められている。
今回はVASSALを使ったソロプレイで、プレイするシナリオはシナリオ1「ジューコフ攻勢」。このシナリオは1943年8月~9月にかけて実施された「ルミャンチェフ攻勢」を再現するもので、ソ連軍の目標はハリコフの占領とドンバス地方での支配領域拡大である。まさに2022年のウクライナ侵攻を地でいくような戦いだが、果たして・・・。

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1Turn(1943年8月5日)

ソ連軍プレイヤーTurn

RU_S25_ArtDこのTurn、ソ連軍は大規模な砲兵支援を受けた大攻勢を仕掛ける。ドイツ側も強力な陣地帯に籠っているがソ連側の物量攻勢が数の力でそれを押しつぶしていく。

まず戦線北部のスミー(Sumi 3407)では、1-1の低比率攻撃とソ連第1戦車軍が主体となった5-1の高比率攻撃(ジューコフ将軍の苛烈な指揮もあった)が上手くハマってドイツ軍2個歩兵師団を撃破。要域スミーを占領して早くもソ連軍が1VPを獲得した。

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要域ベルゴロド(Bekgorod 4409)西方ではヴォロネシ方面軍が第5親衛戦車軍を初めとする大軍で攻勢を行い、2個所の高比率攻撃でドイツ軍2個歩兵師団を撃破。ドイツ軍の陣地線を突破した後、さらにドイツ軍2個装甲師団(第7装甲師団、第19装甲師団)を機動強襲で撃破。ベルゴルド西部で大きくドイツ軍戦線を食い破った。

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ベルゴルド東部では、ステップ方面軍は2個所で低比率攻撃を実施し、ソ連第1機械化歩兵軍団(7-8-6)がドネツ川の渡河に成功。ベルゴルド南翼を突破し、ベルゴルド周囲でドイツ軍3個師団を包囲した。

さらにその南、イジウム付近の湾曲部では、ソ連第23戦車師団(7-6-6)を主力とするソ連軍が1-1の戦闘比でドイツ軍2個師団を撃破。イジウムの渡河点を確保した。

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戦線南部、ドンバス正面では、ソ連第1打撃軍を主体とする3-1攻撃でドイツ歩兵師団を撃破。ここに突破口を開いた。

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ドイツ軍プレイヤーTurn

GE_325_503Tigerいきなりドイツ軍は苦しい立場に立たされている。ドイツ軍2個所で反撃を実施。ハリコフ前面では虎の子ティーガー重戦車大隊を投入して5-1で必勝の攻撃を仕掛けたが、出目は最悪の1。結果はDRX。マンシュタインによる振り直しを行ったが、この時も出目1。まさに「虎の子」ティーガー重戦車大隊が初戦で失われたのは、ドイツ軍にとっては辛い。

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イジウムでは精強な第5SS装甲師団「ヴィーキング」(12-10-7)を含む戦力で3-1の攻撃を仕掛けてDRの結果を得たが、ソ連側の断固たる防御が成功し、イジウムからソ連軍を排除するのに失敗した。

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2Turn

ソ連軍プレイヤーTurn

RU_896_3GdMC先のTurn、鉄道末端マーカーを前進させ忘れた。ソ連軍補給フェイズに各マーカーが最大2Hexまで前進可能なので、前進する。
続いて砲兵ユニット3個を表に向ける。

ソ連軍の攻勢である。まずスミーの北方を歩兵3ユニットで攻撃する。1-1の低比率攻撃だが、出目に恵まれて結果はDR。地形が悪いのでドイツ軍は後退する。

その南、スミーとベルゴルドの間では、第5親衛戦車軍を主力とするソ連軍機械化部隊が3ヶ所で攻勢を実施。ダイス目にも恵まれていずれも攻撃成功。ドイツ軍は必死の「断固たる防御」を試みたが、こちらはダイス目に恵まれずに失敗。大きく突破口を開けられた。

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ベルゴルドでは、同市を守るドイツ第167歩兵師団(5-7-4)をソ連軍が包囲攻撃。砲兵支援の元、3-1で攻撃を仕掛けてDRの結果を得たが、ドイツ軍が死守に成功してベルゴルドは守り切った。
戦線中央のイジウム付近では、ソ連軍が突破口拡張のため3ヶ所で攻勢を実施。損害を被りながらも2個所で戦線に突破口を広げた。

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南方では、タガンログ(Taganrog 5832)北部の戦線屈折点を守る弱体化したドイツ軍第302歩兵師団(2-5-4)に対してソ連軍第4騎兵師団(5-7-6)歩兵2個師団が戦車旅団と航空支援を受けて1-1で攻撃を受けたが。ここはドイツ軍は奮戦してソ連軍を撃退(A!)。タガンログ北方を守り切った。

ただしドンバス正面では、ドイツ軍第3SS装甲師団「トーテンコップ」が守る高台をソ連軍が1-1の低比率攻撃を実施。出目に恵まれて結果はD1。ドイツ軍は死守を試みるも、こちらは出目に恵まれずに失敗。ドイツ軍歩兵師団1個が包囲され、退路が断たれた。

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ドイツ軍プレイヤーTurn

GE_987_6PzDドイツ軍は反撃というよりは戦線整理のために4ヶ所で攻撃を実施した。そこそこ攻撃自体は成功したものの、ギリギリで戦線を支える状態である。なお、ハリコフで構築中の陣地はこのTurnに完成した。

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ソ連軍プレイヤーTurn

RU_226_T34-1このTurn、ソ連軍の目玉はハリコフの包囲網完成である。ハリコフを包囲し、その補給線を遮断できれば、1個軍相当のドイツ軍を包囲できる。まさにスターリングラード戦の再現だ。

まず北方ではドイツ軍の目を引き付けるため、第1戦車軍がスミー西方で攻勢を実施。

そして本命のハリコフ後方では、ハリコフ西方でソ連第5親衛戦車軍がドイツ第39歩兵師団(4-7-4)を撃破。ハリコフの後方を遮断。さらにイジーム方面から突破してきたソ連軍部隊を連結し、ハリコフ包囲が完成した。

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ドイツ軍プレイヤーTurn

GE_657_7PzDドイツ軍としては、ハリコフ包囲を解囲するのが兎に角の目標になる。しかし反撃兵力は明らかに不足しており、包囲解囲の可能性は厳しい。
それでも北方から個別反撃。南方からはSS装甲軍団がハリコフ目指して反撃を仕掛ける。ドイツ軍の反撃はギリギリで成功し、なんとかハリコフへの補給線を解囲した。
さらに包囲下にあるベルゴルドのドイツ軍歩兵師団は、ソ連軍の2-1攻撃を見事に撃退し、さらに包囲下の損耗チェックにも耐えて、ベルゴルドを守り抜いた。

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つづく

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とあるゲーム例会。12月下旬のそれは「バルジ例会」と呼ばれ、ドイツ軍のアルデンヌ攻勢、いわゆる「バルジの戦い」にまつわるゲームを集中的にプレイするのが通例となっていました。

ところが、この日、トラブル発生。我々がプレイする予定のゲームを実は「誰も持ってこなかった」事件発生。まあ単なるコミュニケーション・エラーなので「誰が悪い」ということではないのですが、さあ困った。

ただ「災い転じて福となす」の言葉通り、12月の戦いはバルジばかりではない。スターリングラード攻防戦があるではないか。しかも2022年に発売されたStalingrad'42(GMT)Expansionがある。このゲーム、42年12月のWinter StormからLittle Saturn作戦、そして翌年のソ連軍大攻勢とスターリング陥落までを楽しめる豪華なもの。しかもルールはシンプルで明快。こういうチャンスにプレイするのも悪くない。

という訳で、早速プレイしてみました。私はソ連軍の北方担当、今回の主役です。その戦いぶりは以下の動画を参照してください。



感想ですが、とにかく面白い。主役は勿論ソ連軍ですが、ドイツ側も反撃の機会があり、両軍とも十分に楽しめます。ルールもシンプルでわかりやすく、ルールで迷う場面は殆どありませんでした。
このゲームも是非再戦したい1作です。



SilentVictory02

太平洋戦争の潜水艦戦を扱ったソロプレイゲーム「Silent Victory」。
そのプレイ状況を動画にしました。
今回は後編です。



前編は --> こちら

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