もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

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「No Retreat!」(以下、本作)はWW2における独ソ戦をキャンペーンレベルで描いたシミュレーションウォーゲームです。
独ソ戦全体を扱ったSLGとしては、何度も再版されているThe Russian Campagin(以下、ロシキャン)が有名です。本作は1Turnは2ヶ月でそこはロシキャンと同じですが、1Hexは約100km、1ユニットは枢軸陣営が軍規模(8~12万人)、赤軍側は方面軍規模(13~21万人)になっており、いずれもロシキャンよりも一回り大きいスケールになっています。
本作の基本システムは移動・戦闘を繰り返すタイプ。ただしカウンターブローといって敵側のプレイヤーターンに反撃できる仕組みがあります。またイベントカードを使う所も特徴的で、イベントカードは兵站や軍需資源をも表しており、イベントカードを消費することで部隊を再建したり鉄道輸送できます。さらにイベントカードは列車砲といった特殊兵器、マンシュタインやグデーリアンといった名将による指揮等も表しています。

今回、本作のキャンペーンシナリオを対人戦で戦てみました。そこでその戦いの経緯を記録した動画を作成したので、紹介させてください。





「クロスオブアイアン」は、少年たちの夢である。
ゲームのテーマは1941~45年の東部戦線で、車両1両、歩兵1個分隊、指揮官1名のスケールでの戦術戦闘を描いている。1Hex=40m、1Turn=2分である。
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「クロスオブアイアン」は、スコードリーダーシリーズのエクスパンションキットとして1978年に米国Avalon Hill社から発売された。「スコードリーダー」は歩兵同士の戦闘を扱った作品であったため、戦車戦に関するルールは比較的シンプルなものであった。
「クロスオブアイアン」は元々の「スコードリーダー」に戦車戦に関する詳細なルールと東部戦線で登場した主要な戦闘車両を追加したエクスパンションキットである。「スコードリーダー」には4号戦車、T-34といったベーシックな戦車しか登場しなかったが、「クロスオブアイアン」には、パンター、ティーガー、スターリンといった花形戦車が登場し、華やかな戦車戦闘が盤上で再現できる。まさに「黒騎士物語」を盤上で再現できるゲームであった。しかもこのような作品が1978年に発売されたということだけでも驚きである。まさに「少年たちの夢」そのものであった。
今回、「クロスオブアイアン」をプレイすることになった。オッサンになっても少年の心を忘れない我々にとっては、夢のようなひと時となった。

今回プレイしたシナリオ「北方軍集団最初の危機」は、1982年オリジンズでの「クレシェンドオブドゥーム」トーナメント対決の第1回戦で用いられたものである。舞台は1941年の東部戦線。開戦後快進撃を続けるドイツ北方軍集団の前に現れた正体不明の重戦車。37mm砲や50mm砲ををいとも簡単に跳ね返すこの重戦車を前にして、無敵ドイツ軍は今まで感じたことがなかった恐怖を味わった。




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「クロスオブアイアン」は、少年たちの夢である。
ゲームのテーマは1941~45年の東部戦線で、車両1両、歩兵1個分隊、指揮官1名のスケールでの戦術戦闘を描いている。1Hex=40m、1Turn=2分である。
「クロスオブアイアン」は、スコードリーダーシリーズのエクスパンションキットとして1978年に米国Avalon Hill社から発売された。「スコードリーダー」は歩兵同士の戦闘を扱った作品であったため、戦車戦に関するルールは比較的シンプルなものであった。
「クロスオブアイアン」は元々の「スコードリーダー」に戦車戦に関する詳細なルールと東部戦線で登場した主要な戦闘車両を追加したエクスパンションキットである。「スコードリーダー」には4号戦車、T-34といったベーシックな戦車しか登場しなかったが、「クロスオブアイアン」には、パンター、ティーガー、スターリンといった花形戦車が登場し、華やかな戦車戦闘が盤上で再現できる。まさに「黒騎士物語」を盤上で再現できるゲームであった。しかもこのような作品が1978年に発売されたということだけでも驚きである。まさに「少年たちの夢」そのものであった。
今回、「クロスオブアイアン」をプレイすることになった。オッサンになっても少年の心を忘れない我々にとっては、夢のようなひと時となった。

今回プレイしたシナリオ「破壊の戦士」は、1982年オリジンズでの「クレシェンドオブドゥーム」トーナメント対決の決勝戦で用いられたものである。舞台は1944年のポーランド戦線。独ソ両軍が重戦車を繰り出し、大平原で激突するという「燃える」シナリオである。

最高の場面と最高のゲームシステム。このような舞台で戦えるなんて、まさにウォーゲーマー冥利に尽きるというものだ。





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「Brazen Chariots」は、2019年に米国MMP社から発売されたシミュレーション・ウォーゲームです。テーマはクルセーダー作戦。1941年11月、北アフリカ戦線における英連邦軍(連合軍)によるトブルク方面に向けた反撃作戦です。
作戦自体は連合軍の勝利に終わり、トブルクとキレナイカ一帯の支配を連合軍が奪回しました。しかし戦いの途中ではドイツ軍優位に進んでいた場面もあり、連合軍としてもギリギリの勝利だったと言えるでしょう。
「Brazen Chariots」は、クルセーダー作戦を、1ユニット=1個大隊、1Turn=1日、1Hex=1マイルの規模で描いています。また一部のシナリオはブレビティ作戦やバトルアクス作戦等を扱っています。

「Brazen Chariots」は、MMP社が精力的に販売を続けているBCS(Battalion Combar Series)の1作です。BCSについては 以前の記事 で紹介したので、参照してください。一言で言えば、大隊規模ユニットによる陸上戦闘を詳細なルールで再現したシリーズです。

クルセーダー作戦はWW2期に実施された作戦の中ではそれほど大規模な戦いではありませんが、BCSのスケールで描くと結構ビッグゲームになります。マップはフルマップ3枚で、トブルク周辺部のキレナイカ一帯を描いています。マップ東端部がハルファヤ峠、西端部がトブルク包囲網の西外周部分に相当します。またカウンターは1000個以上が同梱されています。

今回、「Brazen Chariots」のプレイ内容を紹介する動画を作成しました。今回プレイしたシナリオは、シナリオ5.8「Operation Crusader(2MAP)」。クルセーダー作戦を再現するシナリオですが、東端のマップは使用しません。そのため、マップ東部で繰り広げられておるハルファヤ峠の戦いや、バルディア要塞を巡る攻略戦等は省略されています。






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「関ヶ原1600」は、2021年に国際通信社から「コマンドマガジン159号」の付録ゲームとして発売された作品です。本作のテーマは、1600年の関ヶ原の戦い。日本人なら誰でも知っている有名な戦いです。

このゲームは、以前に紹介した「山崎の戦い」と同じシステムを採用しています。というのも、本作や「山崎の戦い」は、元々はフランスのウォーゲームメーカーであるHEXASIM社から2016年に出版された「Tenkatoitsu」という作品に含まれていたゲームなのです。ちなみに「Tenkatoitsu」に含まれるもう1つのゲームは「長久手の戦い」で、これもコマンドマガジンで日本語化されています。

今回、「関ヶ原1600」のVASSAL対戦の模様を動画にしました。お楽しみ頂ければ幸いです。




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