ヴィレル・ボカージュ-ノルマンディ戦場写真集
ダニエル・テイラー/岡崎淳子訳 大日本絵画
本書は、ヴィレル・ボカージュの戦いをめぐる膨大な記録写真を丁寧に整理し、撮影地点まで特定して再構成した点で、資料として非常に価値の高い一冊だった。とくに英軍車両の鮮明な写真が多く、クロムウェル戦車やユニバーサルキャリアの細部まで確認できるのは、戦史研究だけでなく模型制作の観点から見ても貴重である。ページ数こそ多くはないものの、写真の密度と情報量は期待以上で、当時の戦場の空気がそのまま切り取られているような迫力があった。
一方で、文章表現はややわかりにくく感じられた。戦闘の流れや部隊の動きを追っているはずなのに、説明が急に飛んだり、文脈がつながりにくい箇所が散見される。これは原著の構成に起因するのか、翻訳の問題なのか判断がつかないが、読み進めるうえで多少のストレスを覚えたのも事実である。写真の価値が高いだけに、文章がもう少し整理されていれば、戦闘の再現性がさらに高まっただろうと思う。
総じて、写真資料としての価値は非常に高く、ヴィレル・ボカージュ戦を具体的に理解するうえで欠かせない一冊である。ただし、文章の読みにくさがあるため、写真中心の資料として割り切って読む方が、この本の魅力を素直に味わえるのではないかと感じた。
お奨め度★★★

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大坂方は奈良方面に進出してきた関東勢を撃破すべく、真田、後藤、長宗我部らの主力部隊を奈良方面に派遣する。主力決戦を避ける関東方は、奈良方面から後退し、伊賀上野前面に布陣する。




秀頼公が出陣し、京都で関白就任式を行った。秀頼が京都にいるだけで、大坂方は毎Turn8VPを得ることができる。しかし秀頼公が討ち死にすると大坂方はサドンデス負けになる上、秀頼公は真田や後藤らの武将よりも格が上になるため、戦闘時には秀頼公が指揮を取ることになる。そして想像通り秀頼公の能力は最低値だ。
だから大坂方としては、秀頼公を名目上の指揮官として戴きつつ、実際の指揮は真田幸村や後藤又兵衛といった優秀な牢人武将に取らせるといった高度な策謀が必要になる。

秀頼公は京都から大坂へ撤収していった。そして大坂方の武将たちが京都の周辺に布陣する。

大坂方は大野治房を京都方面に呼び寄せて、新たに天王山に面した男山付近に防衛ラインをしく。兵力は、大保治房、織田有楽が加わっていたので、約6万人弱(24ユニット)まで強化されていた。対する関東勢は、先の兵力にさらに徳川秀忠らが加わっていて、その兵力は15万以上(60ユニット以上)に達していた。

その後、大坂方は大坂城に籠城し、関東勢がこれを包囲した。関東勢としては兵糧攻めで大坂城を落城させることもできるし、強襲で落とすことも可能だ。大坂方の戦力は度重なる戦闘で消耗しており、しかもいったん籠城してしまうと、最早兵力の補充ができないのだ。それに対して関東方は、強襲攻撃で消耗した兵力であっても、補充能力でいつでも補充できる。大坂方が乾坤一擲の決戦を挑んできたとしても、その指揮官は真田幸村ではなく豊臣秀頼。歴戦の家康相手に秀頼では勝負にならない。





















他に指揮官には戦闘値と呼ばれる数値があり、これが野戦時のダイス目修正になるのだが、この数値に関しても大坂方が有利で、真田幸村の5を筆頭に、後藤又兵衛、長宗我部盛親、明石全登の4がこれに続く。一方の関東勢は徳川家康、伊達正宗の3が最強で、機動力で抜きんでている藤堂高虎でも戦闘値は1どまり。揃いも揃って関東勢は無能揃いな事か・・・。
とはいっても史実に比べて大坂方の評価が全般的に甘めなのは否めないことで、特に真田幸村の行動値6については、どうみても過大評価だろう、と思わざるを得ない。だから史実の展開を期待している関東勢プレイヤーは、ゲーム上における大坂方の能力に舌を巻くことになる。史実では殆ど大阪城周辺の戦いに終始した大坂の陣が、本作では畿内全域における大機動戦になる。茨木城の片桐且元等は真っ先に大坂方の生贄になるだろう。



毛利勝永と長宗我部盛親が共同で片桐且元の守る茨木城を強襲する。片桐且元は善戦するも兵力に勝る大坂方の猛攻を支えきれず敗退。片桐且元も討ち死にした。
真田、後藤、長宗我部、毛利の4将が京都に集結。板倉勝重の守る二条城を攻撃する。さすがに大坂方主力全軍の攻撃を受けた二条城は支えきれず落城。板倉勝重も城と運命を共にした。


大坂方の明石全登が岸和田城に来襲してきた。浅野長晟は城に籠って籠城の構えだ。十分な兵力を持たない明石隊は強襲攻撃はせずに包囲による落城を目指す。浅野長晟は、岸和田城で結構粘ったが、こののち、第12Turnに降伏してしまう。















