先日北海道を旅行した際、ふと「18切符で根室~枕崎を旅行してみたい」という衝動にかられました。枕崎とは鹿児島県の南西部にある町で、JR指宿枕崎線の終点駅。JRでは最西端の駅になります。
最東端と最西端。それを鈍行だけで旅してみたらどうなるのか。そんな思いで計画を作ってみました。
すると大体こんな感じです。
1日目:根室-->釧路-->帯広-->新得-->新夕張-->南千歳-->苫小牧
(この日は新得-->新夕張の特例区間をどう走破するかがポイント)
2日目:苫小牧-->長万部-->函館
(長万部の接続が悪いので、途中の室蘭で観光するとか、山線経由に切り替えて小樽・ニセコ付近で時間つぶしもありかな)
3日目:函館-->木古内-->奥津軽いまべつ/津軽二俣-->青森-->秋田
(新幹線区間の選択肢は少ない。他の時刻は新幹線に合わせる形になる)
4日目:秋田-->新庄-->山形-->米沢-->福島-->黒磯-->宇都宮-->熱海-->沼津
(首都圏に近づくと一気に距離を稼げる)
5日目:沼津-->浜松-->豊橋-->米原-->姫路-->岡山-->三原-->広島-->下関-->小倉
(上記はギリギリ頑張った距離。実際にはここまで頑張る必要はなく、途中ノンビリ観光しながら広島あたりで1泊しても良い)
6日目:小倉-->大分-->佐伯
(佐伯~延岡を走破する鈍行列車が1日1本しかなく、早朝出発なので、佐伯に泊まるしかない)
7日目:佐伯-->延岡-->都城-->鹿児島中央-->枕崎
(最短のパターンだと枕崎に1441に到着するので、そのまま鹿児島に戻って、ヒコーキで首都圏に戻るのも可能)
序なので逆パターンも検討してみました
1日目:枕崎-->鹿児島-->宮崎-->延岡-->佐伯
(例によって延岡~佐伯がボトルネックになります。ちなみに鹿児島早朝発にして枕崎から戻っても間に合います)
2日目:佐伯-->大分-->中津-->小倉-->下関-->岩国-->広島-->糸崎-->岡山-->姫路-->野洲-->米原
(結構な強行軍です。米原着は午前様です)
3日目:米原-->豊橋-->島田-->熱海-->小金井-->宇都宮-->黒磯-->福島-->仙台-->山形
(これもかなり強行軍です、最後の仙山線は終電になります)
4日目:山形-->新庄-->秋田-->青森
(この日は少し余裕です。秋田~青森間はリゾートしらかみに乗ってちょっと豪遊)
5日目:青森-->津軽二俣-->木古内-->函館-->長万部-->室蘭-->苫小牧
(函館では少し余裕があるので市内観光できます)
6日目:苫小牧-->岩見沢-->滝川-->富良野-->東鹿越-->新得-->釧路
(富良野で3時間の待ちがあります。昼飯食って、後は・・・・)
7日目:釧路-->根室
(時間は十分あるので、納沙布岬まで足を伸ばすのも良し、釧路に戻ってヒコーキで帰るのも良しです)
という訳で1週間あれば目的を達成できそうなことが判明しました。とはいえ、ただ列車に乗るだけというのも実際に試してみると結構辛いもの。途中で観光したりグルメしたりはしたいので、出発地、到着地までの移動分を加味して10日分ぐらいが妥当かな。それなら18切符2回分で丁度ピッタリだし・・・。
いずれにしてもこの種の旅行は、頭で考えていると色々楽しいのだけれど、実際に試してみるとかなりキツイのですよね・・・。
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