イメージ 9
===========================================================
「海空戦!南太平洋1942」は自作の空母戦ゲームです。
作品についての詳しくは --> こちらを参照して下さい。
===========================================================


2020年12月に完売して以来在庫切れの状態が続いている「海空戦!南太平洋1942」ですが、来年2021年に向けた第2版プロジェクトを開始します。

この第2版は、基本的には初版の内容を踏襲しつつ、エラッタ適用の他、いくつかのルール変更を考えています。

イメージ 6


JP_G4Mまず対空射撃。MB(双発爆撃機)の低空攻撃時及び雷撃時に+2の修正が適用されていましたが、+1に緩和しようかと思っています。その理由は、日本の陸攻隊があまりにバタバタ落ちるので、ゲームとしてどうかな、と、思えたからです。
史実を見ていると、8月8日の船団攻撃では出撃22機中18機を損失、11月13日の船団攻撃でも29機中16機以上損失という凄まじい損害を出しているので、+2でもそんなに変でもないのですが、米軍が逆に陸攻を恐れることなく堂々とラバウルに近づいてくるというのも些か宜しくない。
そんなこんなで上記の修正に思い至りました。

US_CL52aこれに合わせて戦闘結果のうち、S+の一部をOptという結果に変更します。これは対空射撃を受けた側がS+かAを選択できるというものです。例えば対空母攻撃のような場面では、損害を顧みずに攻撃する必要があるので"S+"を選択するでしょうが、例えば対地攻撃や小艦艇攻撃等では、攻撃力を温存するために"A"を選択するかもしれません。そういった選択肢を残そうというのが今回の改訂です。

対空射撃についていえば、"d"という結果を追加することも考えています。これは「軽微な損害」という意味で、ステップロスはしない代わりに補充ポイントが1点減少する(ただし補充ポイントが足りない場合は"S+"と同じ)。まあチャートが煩わしくなるので、採用するかどうかは微妙な所ですが・・・。

イメージ 4




JP_BB11aまた水上戦ルールも変更を考えています。 以前に紹介した水上戦ルール は、かなりドラスティックな改正でしたが、今回の改正ではそこまで大幅な変更はせず、最初のルールに近い形に戻しています。ただし接近戦になりやすい傾向は寛和したいので、以下の変更を加えます。
1)砲の側面射界を左右それぞれ60度から左右それぞれ120度弱に拡大します。
2)水上戦チットの構成を従来の「移動」「移動」「砲撃」「砲撃」「雷撃」の5枚構成から、「移動」「砲撃&移動」「砲撃」「雷撃」の4枚に変更します。このうち「砲撃&移動」は砲撃を行った後に移動するというもので、自らが射撃した後には敵から離れた方が有利なので、接近戦になりやすい傾向を緩和できるのではないかと思っています。

あと要望の多かった「簡易水上戦ルール」ですが、取り敢えず「入れるつもりで検討中」といった所です。ただしあくまでも標準の水上戦ルールがベースであり、簡易水上戦ルールは選択ルールの形を予定しています。
この「簡易水上戦ルール」。簡易というからにはルール簡単、プレイ時間短いという両面を押さえる必要がある訳ですが、カウンターのデザインやレーティングに手を加えず、如何に簡単なルールを実現するかに苦戦中です。

イメージ 2



他には付加価値を増やすために新シナリオとか新カウンターとかも考えていますが、「海空戦No.2」との兼ね合いやコストアップを避けたいという思惑もあって、苦慮しています。
現在の所、2022年5月に発表予定の「海空戦!南太平洋1942-第2版」。どのような形になるかは自身もまだまだ固まっておりませんが、取り敢えず「乞うご期待」ということで

空母瑞鶴戦史:ソロモン攻防戦 空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦 日本空母戦史 機動部隊 空母エンタープライズ上巻 Pacific Carrier War Midway Inquest How Carrier Fought

空母瑞鶴戦史:ソロモン攻防戦
空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦
日本空母戦史
機動部隊
空母エンタープライズ上巻
Pacific Carrier War
Midway Inquest
How Carrier Fought