
前回は シナリオ4の対戦を紹介 した。そこで今回は5つめ(最後)の練習シナリオであるシナリオ5「BALTIC BUST-UP 1983」をプレイすることにした。このシナリオは、バルト海からデンマークへの侵攻を試みるソ連軍と、それを迎え撃つNATO軍の戦いを描いたものである。今までのような大型空母や原子力潜水艦が主役ではなく、小型潜水艦や沿岸航空部隊が主役を努める戦いだ。
今回も前回同様VASSALを使った通信対戦形式である。さらに今回もカードプレイを導入することにした。私の担当はNATO軍である。
1Turn

空母「ミンスク」を発進したYak38フォージャーがこれを迎え撃つが、トーネード隊はそれを掻い潜って攻撃を続行する。約100発の空対艦ミサイルが発射されてソ連艦隊に迫る。しかしソ連艦隊のSAMは強力であり、対艦ミサイルを全て叩き落した。

ミサイルを再装填したドーネード攻撃隊が再びソ連艦隊を襲った。今度は対艦ミサイル数発がSAM網を突破した。ソ連軍の輸送船8隻がミサイルを食らって沈没した。
ソ連軍は西ドイツ海軍航空隊を制圧すべく、北部ドイツの航空基地に巡航ミサイル攻撃を仕掛ける。が、巡航ミサイルは悉く目標をそれた。ダイス目悪すぎ。
2Turn

ソ連軍船団がデンマーク近海に接近し、上陸作戦を開始する。デンマークのミサイルボードや短距離攻撃機が出撃し上陸船団を攻撃する。数隻の輸送船が炎上するもののソ連軍海兵隊は上陸に成功し、デンマークに橋頭保を築いた。この時点で勝利条件でソ連側の勝利が確定した。
感想
バルト海の戦いは海戦自体が地味なので、これまでの海戦ゲームではなかなか再現されなかったテーマであった。そういった意味で本シナリオの意義は大きい。しかもトーネード攻撃機や小型Uボート等、独特の兵器が出てくる点も興味深い所だ。さて、今回で本作の練習シナリオは全てプレイした。この次は是非キャンペーンシナリオに挑戦してみたい。楽しみ楽しみ・・・。








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