現在、鋭意作成の 海空戦!南太平洋1942 第2版ですが、概ね方針が固まりました。
追加シナリオ
色々考えたのですが、追加シナリオとして専用のシナリオを用意することは止めます。理由は魅力的なシチュエーションを思いつかなかったこと。候補として考えてみたのは、 前回記事で取り上げた 「い号作戦」と、米軍によるガダルカナル上陸作戦を描いた「第1次ソロモン海戦」。前者は日本軍の航空兵力でガダルカナル周辺の連合軍艦船部隊を叩くという戦いになりますが、戦い自体はそこそこ大規模なのですが、戦術的な選択肢が乏しい。単に飛行機を集めて飛ばすだけ。あとはダイス勝負。これならわざわざ作戦シナリオとしなくても、戦術シナリオで十分に再現できそうです。
あるいは日本側に空母を参加させて「第2の真珠湾攻撃」をやらせる、という手もありますが、真珠湾攻撃に比べるとかなり地味。不確定要素として「米空母出現」的なイベントを入れても良いのですが、こうなってくるともう「い号作戦」なのか何なのかわからなくなってしまう。という訳で「い号作戦」は没になりました。
もうは「ウォッチタワー作戦」。米軍がガダルカナルとツラギに強襲上陸を行い、それを日本軍が基地航空部隊と水上部隊で迎え撃つというもの。史実での第1次ソロモン海戦を再現するシナリオです。史実のような結果になると面白いのですが、史実を知っている米海軍が史実と同様の失敗を犯すとは考え難い。そこで陰謀ルールで無理やり第1次ソロモン海戦を演出する手もありますが、それは興ざめ。1つの可能性としては、日本側の空母部隊(第3艦隊)が出現する可能性を含ませておき、米空母3隻の行動を間接的に圧迫するという手もあります。上手く料理できれば面白いシナリオに化ける可能性も無きにしも非ずですが、上手く料理する良いアイデアが思いつかなかったので、こちらもパスです。
結局の所、追加シナリオとしては、既存シナリオの兵力に可変要素を加えることとしました。可変要素と言っても登場する空母の隻数が大幅に変動するような内容は少なくし、ちょっとしたギミック程度の変動要素にしようと思っています(勿論例外もあります)。あまり可変要素を大きくし過ぎるとゲームバランスが崩れる恐れがあるので、抑制的に適用することにしました。
以下は某シナリオにおける連合軍側の兵力変動内容です。
そのあたりの内容は、こちらの動画でも話していますので、参考まで。
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