220203_旅と鉄道

旅と鉄道2021年7月号増刊

特集は「青春18きっぷの旅」。既に手垢のついたテーマだが、今回は面白かった。特に面白いと思ったのは、「拠点滞在型の旅」。これは岡山、松本、秋田、米子等、交通の便の良い地方都市の駅前ホテルを拠点として、青春18切符で回るというもの。例えば秋田を拠点に弘前、大鰐温泉を回る、というのは誰でも考え付きそうだが、秋田から田沢湖線、釜石線経由で遠野まで足を伸ばすとか、岡山から山口まで行って戻るとか、ちょっと意表を突かれた(そこまでやるなら拠点滞在に拘る必要ないじゃん、とも思ったが・・・)。あとこれは知らなかったのだが、青い森鉄道の青森-八戸間、IRいしかわ鉄道の金沢-津端間、あいの風とやま鉄道の富山-高岡間は18切符で利用できるらしい。さらに18切符ユーザーの鬼門となっている青函ルートだが、オプション券で新幹線に乗るよりもフェリーの方が安いというのは知らなかった。
短時間で読み終わるが、内容的には面白かった。

お奨め度★★★★