6月の山陰旅行 以来約1ヶ月。右足の方もかなり回復してきたので、1泊2日で鉄道旅行に出かけてみることにした。行き先は北近畿。今回のメインは観光列車の乗り鉄である。
出発は始発の東海道線。ポイント故障で20分ほど遅れていたが、幸い遅れが途中でかなり解消したため、小田原での新幹線乗り継ぎは間に合った。
小田原からは定番の「ひかり533号」。新幹線で西に向かう時には愛用している列車だ。車内でコーヒーを飲んで、ほっと一息。列車は定刻通り京都に到着。ここから0838発の特急「はしだて1号」に乗る。
北近畿一帯を走る特急には、京都から豊岡方面に向かう「きのさき」、京都から天橋立方面へ向かう「はしだて」、同じく京都から舞鶴方面へ向かう「まいづる」、新大阪から福知山線経由で豊岡方面へ向かう「こうのとり」等がある。2022年3月のダイヤ改定以降は全席指定席化された。本数は行き先によって多少異なるものの、概ね1時間に1本程度の割合で運行されており、利便性は良い。京阪神地区から見た時に天橋立や城崎温泉といった所は手軽な観光地なので、そこそこ輸送需要があるのだろう。
列車は風光明媚な丹後路を疾走する。初夏を迎えた山々の景観が美しい。途中の福知山で新大阪発の「こうのとり1号」に乗り換え。乗り換えた際にも同じ車両とみなされるので、特急料金が追加で取られることはない。
列車は1100前に豊岡に到着。ここから第3セクターの京都丹後鉄道に乗り換える。
豊岡発1200「あおまつ2号」は、京都丹後鉄道が誇る観光列車の1つだ。京都丹後鉄道には「あおまつ」「あかまつ」「くろまつ」という3種類の観光列車があり、その中で「あおまつ」が一番「庶民的」である(グレードが低い)。車内には販売カウンターがあり、専用のアテンダントさんが乗務している。折角なので丹後鉄道自慢の「丹鉄珈琲」を注文してみた。
列車は1時間ほど走って天橋立に到着。車中では雨が降っていたが、天橋立の駅前は晴れていた。
つづく
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