釧路に1泊した 翌朝、普段よりも少しだけ寝坊して釧路駅へ。そこから根室本線(通称「花咲線」) 釧路発0818の列車に乗ります。この列車は、キハ54系とキハ40系の混成2両編成。まずは先頭のキハ54系に乗ります。
発車してしばらくすると、市街地を抜けて北海道らしい原生林の中に入っていきます。現生林を抜けると牧草地帯。これまた北海道らしい風景です。
途中の主要駅である厚岸が近づくと、右手に太平洋が見えてきます。またコンブ漁が盛んな地域なので、収穫されたコンブが海岸に並べられています。
厚岸を出て、次の茶内までは、厚岸湖とその周辺湿原にある別寒辺牛湿原が美しい所。列車もサービスのためか、速度を落として運転してくれます。
次の茶内駅では列車交換があり、乗客の約半数がここで降りていきました。そこで後方に連結されているキハ40系に移動。こちらはボックス席の仕様で、椅子とテーブルが雰囲気のある木目調になっていました。ボックス席の1つを丸々占領し、パソコンを広げて優雅に車窓風景を楽しみます。 。
根室が近づくと、右手には落石海岸の風景、左手には根室半島の原生林が広がっています。このあたりも花咲線で景観の美しい所。左右に動きながら写真を撮るのに忙しいです。
根室駅には定刻の1052に到着。所要時間約2.5時間の列車の旅でした。釧路から根室に行く時間で、新幹線なら東京から新大阪まで行ってしまうのですから、いやはや・・・。
つづく
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