
たった1機のモビルスーツに・・・
[アクションの順番:連邦、ジオン、なし、連邦]
このターンから連邦軍、ジオン軍とも増援が2枚づつとなる。この辺りまで来るとジオン軍の戦線は増援部隊等によって相当に強化され、連邦軍としても突破が容易でなくなってくる。従って第3ターンまでに連邦軍がどれだけ有利な地歩を固めることができたのか?、あるいは連邦軍がその数的優勢を保持することができたのか?、がゲーム序盤の大きなポイントとなる。ここまでは連邦軍にとっては比較的順調だったと言えそうだ。しかしジオン軍にも強力な増援部隊が登場し、防衛体制も強化されつつあるので、今後の展開はまだまだ余談を許さない状況である。このターンの増援は、連邦軍が強襲揚陸艦「ホワイトベース」(第13独立戦隊)と補充5。ホワイトベースは連邦軍艦船ユニットの中では唯一の技量1である。それはすなわち長距離射撃時でも+1の修正を得ることができることを意味し、場合によっては役に立つかも知れない。ホワイトベースはSフィールド侵攻艦隊にまわすこととした。また補充5マーカーは撃破されたユニットを復活させることができるマーカーである。これを使って連邦軍は6ユニットを復活させた(今回が要塞兵器の選択ルールを使用したため、連邦軍の補充ユニットは1枚多くなる)。
一方のジオンの増援は、シーマ艦隊(ザンジバル級)と技量1のリックドムだ。前者はホワイトベースと同じく技量1の艦船。後者は黒い3連星が駆るリックドム部隊のコトらしい。史実では黒い3連星はオデッサ戦で戦死したことになっていて、アバオアクー戦に参加できるはずもないのだが、このように既に戦死したキャラクターが遠慮なく登場してくるのが本ゲームの特徴の1つである。
このターン、最初に主導権を握ったのは連邦軍である。ここでは数少ない残存ザク部隊を撃破し、ビグザムやブラウブロは遠巻きに包囲するにとどめた。
続いてジオン軍が主導権を握った。ジオンは残り少なくなった兵力をやりくりしつつ、アバオアクー前面に阻止線を展開する。ビグザムは再び大暴れ。ジム中隊1個を混乱させるが、惜しくも壊滅させるには至らなかった。またアバオアクーの宇宙港からはシーマ艦隊が全軍の期待を担って出撃していく。
1回の休みの後、最終アクションを制したのは連邦軍である。マゼラン級戦艦からなる3個戦隊が前進し、その主砲射程圏内にシーマ艦隊をとらえた。晴れ渡った宇宙(そら)の下(ミノフスキー粒子濃度=5)、連邦戦艦の長距離センサーはシーマ艦隊の発する赤外線シグネチャーやその他の反応を確実に捕捉した。数条のメガ粒子砲がシーマ艦隊の旗艦リリーマルレーンを包む。
「ガイドビーコンなんか出すな。やられたいのか・・・」
シーマが叫んだかどうかは定かではない・・・。命中。爆発。そしてさらに降り注ぐメガ粒子砲。ジオン軍の期待を一身に背負ったシーマ艦隊は、何ら戦果をあげることなく僅か1ターンで壊滅した。
その頃アムロはビグザムを追っていた。暴れまわるあの巨大モビルアーマーを倒さない限りアバオアクーへの道は開けない。右側遥か彼方にグワジン級の大型戦艦が見える。これもまた魅力的な目標には違いなかったが、今はビグザムを倒すのが先だ。アムロはビグザムの下側に回りこみ、そこから突進を開始した。
「下かあ、対空防御!」
ビグザムの足から爪のようなミサイルが発射され、ガンダムに迫った。しかしアムロはこれを難なく回避した。さらに接近。至近距離まで飛び込んだ。
「そこっ!」
アムロは素早く3発のビームライフルを放った。命中。ビグザムのスラスターを貫いた。誘爆。巨大なビグザムは炎に包まれた。
「たった1機のモビルスーツに、この、ビグザムがやられるのか・・・」

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