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最近、仕事が忙しくてゲームをするヒマがない。
今朝、出勤前(今日は休日出勤)の時間を利用して表題のゲームをした。
今まで何度かソロプレイをしていたが、いずれもルールの誤読があり、ちゃんとしたルールでプレイするのは今回が初めてだ。
(簡単なゲームと舐めてはいけない)
結果が平家方の勝利。源氏は京の支配を得るのが遅すぎて、VPの差を埋められなかった。
序盤の畿内攻防戦(第1次宇治川の合戦)では、平家の大兵力に源氏が押しつぶされて平家方の勝利。
続いて北陸時から攻め上った木曽義仲後白河院に篭絡されてあえなく平家方に組し。
東海に攻め上ってきた平家方(指揮官は木曽義仲)に対しては、源義経の獅子奮迅の働きによってそれを撃破。
勢いを取り戻した源氏は源義経を旗頭に入京を果たすものの時既に遅し
最後は屋島の合戦で平家の大軍に包囲された源義経があえなく最期を遂げた。
(写真はゲーム終了時の状況)

30シリーズとうたっているが、確かに30分でプレイできたのは驚きである。
またそこそこ盛り上がる部分もあるのでそれなりに楽しめる。
気になるプレイバランスの方は、最初見た感じでは「源氏圧勝か」とも思ったが、プレイしてみると結構平家方にも勝ち目がある。歴史的に勝ったのは源氏方なので最終局面の源氏優勢は動かし難いと思われるが、VPでバランスが取れている。(Victory in the Pacificのようなもの)
難点を挙げるとすれば(これは太平記システム共通なのだが)、
 (1) 慣れないうちは選択肢が多すぎて何をして良いのか迷ってしまう。
 (2) ゲームシステムにトリッキーな部分があって(例えば撤退は1~3武将しかできない等)、慣れないと不本意な負け方をすることがある。
欠点はあるものの、時間が余った時にするゲームとしては適当なのではないだろうか?。

ただ・・・、
最近この種のミニゲームがもてはやされる傾向にあるように思うのだが、いかがなものか。確かに短時間で終わるゲームは望ましいが、所詮ミニゲームばミニゲームに過ぎない。プレイの満足度も得られる歴史的興奮も到底フルサイズゲームには及ばない。
1日でプレイできる範囲のプレイ時間で、歴史的な興奮を感じることもでき、なおかつプレイ後に十分な満足感を残せるゲームはないものだろうか?。少なくとも表題のゲームがそれに該当するものではない、ということは確かだ。

ということで、私は仕事に行ってきます。