ソロモン夜襲戦
第4回目のテストプレイは、両軍駆逐艦同士の戦いである。
隻数で優る日本軍と、夜戦技量を上げつつある米軍の戦いである。

第1ターン

日本第10駆逐隊(駆逐艦4隻、いずれも新鋭'夕雲','陽炎'型)と米駆逐艦3隻が9000mで並行砲撃戦に入る。両軍ともはずれ

第2ターン

主導権は日本側。続行する第27駆逐隊2隻(いずれも'白露'型)が加速した。両軍とも砲撃を続行。夾叉は出始めたが、命中はない。目標が小型の駆逐艦だ。なかなか命中しない。

第3ターン

主導権は米軍。米艦隊が変針して距離を詰める。距離6000m。近距離だ。一気に命中率が上がる。'風雲'の砲火が'シェヴァリエ'を捉えた。1発命中。しかし悲しいかな不発。損害はなかった。

第4ターン

主導権は日本。左へ変針。距離をさらに詰める。極端な接近戦を嫌った米艦隊は左へ変針した。'夕雲'の2発が'オバノン'に命中。損害1。初めて実質的な損害が出た。米艦の砲火もすべて夾又したが、命中はなかった。日本駆逐艦が魚雷を発射。

第5ターン

主導権は日本。発射した魚雷数は'風雲'が8本、残り3艦が4本である。'風雲'の1本、'夕雲'の1本が'オバノン'に命中。損害10。これだけの打撃に駆逐艦が耐えられるはずはなく、'オバノン'は轟沈した。砲撃戦はお互いに効果なし。駆逐艦の砲戦力は悲しい程非力だ。米艦隊は残った魚雷をすべて発射した。

第6ターン

主導権は日本。迫りくる魚雷を回避すべく日本艦隊は一斉に回頭した。米艦隊は勝利を諦め、引き分け狙いで逃げに入る。煙幕を展開。米軍の魚雷が日本艦隊に迫る。'シェヴァリエ'の放った1本が'磯風'に命中した。損害3。さらに機関室浸水により'磯風'は航行不能に陥った。沈没しなかっただけ幸運なのかも知れない。'磯風'の報復とばかり日本艦隊の砲火が米駆逐艦に降り注ぐ。'夕雲'の3発が'セルフリッジ'に命中した。損害3。しかもその1発が舵に命中。'セルフリッジ'は航行不能に陥った。'秋雲','夕雲'が発射菅に残った魚雷計8本を発射する。

第7ターン

主導権は米側。しかし米軍にもはや勝ち目はない。あとは唯一生き残った'シェヴァリエ'を無事に離脱させるだけだ。先ほど日本艦隊の放った魚雷1本が'セルフリッジ'に命中した。損害8。累積損害11で'セルフリッジ'は轟沈した。残った'シェヴァリエ'は必死に遁走を図る。右舷後方から近づく第27駆逐隊の2隻が距離7500mから砲火を開く。'時雨'が夾叉を得たが、命中はなかった。

第8ターン

'シェヴァリエ'は盤の南端から戦場を離脱した。

両軍の損害

日本軍
 中破:駆逐艦1('磯風')
連合軍
 沈没:駆逐艦2('セルフリッジ','オバノン')

感想

駆逐艦同士の打ち合いになったが、米フレッチャー級と我が新鋭駆逐艦の戦いだと米側が苦しい。主砲の数が5門対6門。これが小型艦同士の打ち合いなから結構響く。命中判定時に2以下命中と3以下命中の違いがあるのだ。駆逐艦同士の打ち合いでは夾又後はしてもなかなか命中しないので、命中判定時の優越は結構響く。米側に有利な点としてフレッチャー級の耐久力が大きいこと(日本艦の4に対して5)、あとは旗艦セルフリッジが主砲8門装備の重装備艦(ポーター級)であることだが、さてさて・・・。
とは言っても、決め手になるのは結局魚雷である。今回の米軍の敗因は、魚雷発射に適切な射点を得ることができなかったこと。砲戦力を重視しすぎて魚雷発射で相手に先手を取られたことだろう。魚雷を発射するための最適な位置は、敵との距離が1~4ヘクス、敵と反航又は並航に占位し、敵から見て艦首60度から90度付近に位置しているのが良い。今回、米軍は日本軍の斜め後方から追いかける形となり魚雷発射の機会を失った。このような場合、下手に接近すると自殺行為なので、適度な距離を保ちつつ別の運動を行った方が良かったかも知れない。

プレイ時間:約1時間

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