ブーゲンビル沖海戦再び

ブーゲンビル島沖海戦の第2回戦を戦った。
今回は日本艦隊が積極的に戦ったために米側にもかなりの損害が出た。
両軍の損害は以下の通りである。

日本軍

軽巡「川内」

バーク隊の雷撃により魚雷1本命中。中破。
16ノットで退避中、バーク隊の追跡を受ける。
集中砲火を浴びて沈没

駆逐艦「時雨」

バーク隊の雷撃を受けて轟沈

駆逐艦「五月雨」

バーク隊の雷撃を受けて轟沈

駆逐艦「長波」

米駆逐艦と交戦。5in砲弾数発を浴びて中破。
戦場を離れる。

重巡「妙高」

艦隊先頭にたって米艦隊と戦う。その砲火で敵駆逐艦数隻を撃沈破する。
米軽巡の集中砲火を浴びたために損害続出。大破する。

米軍

駆逐艦「チャールズ・オースバーン」

日本重巡の砲火を浴びて大破。その後、日本第10戦隊(「阿賀野」以下駆逐艦3)の包囲攻撃を受けて撃沈さる。

駆逐艦「スタンレー」

日本軽巡「川内」の砲火により軽微な損傷を被るも戦闘航行に支障なし。最後まで奮戦する。

駆逐艦「スペンス」

日本重巡「妙高」の砲火により8in砲数発の命中を受ける。沈没。

駆逐艦「サーチャー」

日本重巡「羽黒」の連続砲火を浴びて大破するも無事戦場を離脱する。

駆逐艦「コンバース」

日本重巡「妙高」の砲火により轟沈。

総計

日本軍
 沈没:軽巡1、駆逐艦2
 大破:重巡1
 中破:駆逐艦1
米軍
 沈没:駆逐艦3
 中破:駆逐艦1
VP 日本軍=50、米軍=87
米軍の勝利

ターン数=10ターン
プレイ時間=約1時間半(記録なし)

感想

結果的には日本側の敗北に終わった第2回戦だったが、今回は日本側もかなり善戦した。
善戦の要因は日本側が積極的に前へ出たこと。有視界戦闘に持ち込めば重巡の主砲が生かせるし、そうなれば砲の口径に優る日本側にも勝機が見えてくる。また今回あえて米軽巡を狙わず、前衛の駆逐艦を狙ったのも効果的だった。米駆逐艦は米軽巡を隠すように煙幕を展開することが多いが、逆に言えば駆逐艦そのものは煙幕帯の外側にいる。そこを狙えば敵駆逐艦の数を確実に減らすことができる。敵駆逐艦の多くを無力化すれば、その分雷撃の恐怖も緩和される。
米側の戦術にも発展が見られた。米軽巡の砲力は決して強力ではない。特に6~10ヘクスの中距離帯なら命中精度も破壊力も2流である。そこで米軍としては5ヘクス以内に踏み込んで戦いたくなる所だが、これは危険な行為で、日本側の酸素魚雷をまともに浴びることになる。今回は自らの砲力不足に我慢しつつ、常に日本艦隊との距離を意識したアウトボクシングを戦ったため、日本側魚雷による損害を完封することができた。