テレビで昨日のフィギュア女子を見ました。注目の安藤美姫は6位。なかなか良い演技だったのですが、意外と得点が伸びず、他の選手(荒川静香、村主章枝等)が素晴しい演技を見せたために順位は下がってしまいました。
子供の頃は「フィギュアなんて何が面白いんだろう?」と疑問に思っていましたが、今見てみると結構ハラハラドキドキするものですね。スケベ心で見るという面もなきにしもあらずですが(笑)、純粋に演技として見るのもなかなか良いものです。(ただ男子フィギュアは未だに楽しめないのですが・・・)
子供の頃は「フィギュアなんて何が面白いんだろう?」と疑問に思っていましたが、今見てみると結構ハラハラドキドキするものですね。スケベ心で見るという面もなきにしもあらずですが(笑)、純粋に演技として見るのもなかなか良いものです。(ただ男子フィギュアは未だに楽しめないのですが・・・)
さて、ソロモン夜襲戦の大和シナリオ、今回は趣向を変えて英国艦隊で挑戦してみました。英国自慢の不沈戦艦「キングジョージ5世」と我らが「大和」の対決。シナリオでは両者の性能差を考慮して、日本側2隻、英側4隻としています。
果たして勝利の栄冠はどちらの頭上に輝くのか。
果たして勝利の栄冠はどちらの頭上に輝くのか。
英艦隊の挑戦
初期配置:英国艦隊は4隻の戦艦を2グループに分け、3キロの距離を隔てて平行に配置する。日本艦隊との距離は37キロ。日本艦隊の針路を遮りつつ両者の距離を詰めるという戦策だ。この配置は絶妙で、このまま両者が直進を続ければ、日本艦隊は艦首砲しか使えないが、英国艦隊は全火砲を使用できる。もちろん日本側が間抜けでなければ、そのような姿勢を嫌うはずだが・・・。 第1ターン:日本艦隊は右舷側に英艦隊を見るように左60度回頭。射撃を開始したのは英艦隊が先。距離28キロから「アンソン」「ハウ」の2艦が射撃を開始した。
第2ターン:英艦隊は日本艦隊との接近戦を企図しているので両者は急速に接近する。距離24キロから「大和」「武蔵」が初弾発砲。距離が近いために「大和」の初弾が早くも「アンソン」に命中した。命中弾2発。1発は「アンソン」の司令塔をぶち抜いて英艦隊の指揮に僅かながら混乱を引き起こした。もう1発の18インチ砲弾は「アンソン」の装甲が辛うじて耐えた。「アンソン」のダメージは5p。巨大な18インチ砲弾2発を食らった割には「アンソン」の被害は軽微であった。
第3ターン:英艦隊は右120度回頭。日本艦隊の頭を押さえるべく運動に入った。距離16キロから今度は「武蔵」が命中弾を与えた。「ハウ」に1発。その18インチ砲弾は「ハウ」の主砲塔を吹き飛ばした。ダメージ11p。「ハウ」小破。
距離が近づいたことにより英艦隊の砲撃もようやく日本艦隊を捉えた。「キングジョージ5」の主砲弾5発が「大和」に命中した。しかし「大和」の装甲は強靭だ。5発もの主砲弾が命中しながらダメージは僅かに6p。「デュークオブヨーク」は「武蔵」に3発当てた。しかし「武蔵」の損害はたったの2p。14インチ砲弾はモンスターに対して殆ど無力であった。
距離が近づいたことにより英艦隊の砲撃もようやく日本艦隊を捉えた。「キングジョージ5」の主砲弾5発が「大和」に命中した。しかし「大和」の装甲は強靭だ。5発もの主砲弾が命中しながらダメージは僅かに6p。「デュークオブヨーク」は「武蔵」に3発当てた。しかし「武蔵」の損害はたったの2p。14インチ砲弾はモンスターに対して殆ど無力であった。
第4ターン:距離は13キロまで迫った。「キングジョージ5」の主砲弾1発がさらに「大和」に命中したが、「大和」の強靭な装甲が弾き返した。
第5ターン:日本艦隊は英艦隊との接近戦を嫌って左へ舵を切る。英艦隊は日本艦隊の懐に飛び込むべく左へ舵を切った。距離9~12キロ。日本艦隊は2グループに分かれた英艦隊のうち近い距離にある「アンソン」「ハウ」の2艦に狙いをつけた。「大和」の主砲弾2発が「アンソン」に命中。「アンソン」は10pのダメージを被り、累積損害が15pになった。「アンソン」小破。
至近距離から降り注がれる英艦隊の砲撃は猛烈を極めた。「デュークオブヨーク」「アンソン」「ハウ」の3艦が「大和」に砲火を集中した。とにかく1隻を仕留めれば勝利条件的には英軍の勝利である。合計9発もの14インチ砲弾が「大和」に命中した。その1発は「大和」の指揮系統を破壊し、一時的にだが「大和」を戦闘不能に陥れた。しかし近距離から放たれたにも関わらず14インチ砲弾の威力は乏しかった。ダメージは合計12p。累積ダメージは18pに達して「大和」は小破したが、既に「大和」に命中した14インチ砲弾は合計15発にも達していたにも関わらず、「大和」の戦闘能力は未だに健在であった。
至近距離から降り注がれる英艦隊の砲撃は猛烈を極めた。「デュークオブヨーク」「アンソン」「ハウ」の3艦が「大和」に砲火を集中した。とにかく1隻を仕留めれば勝利条件的には英軍の勝利である。合計9発もの14インチ砲弾が「大和」に命中した。その1発は「大和」の指揮系統を破壊し、一時的にだが「大和」を戦闘不能に陥れた。しかし近距離から放たれたにも関わらず14インチ砲弾の威力は乏しかった。ダメージは合計12p。累積ダメージは18pに達して「大和」は小破したが、既に「大和」に命中した14インチ砲弾は合計15発にも達していたにも関わらず、「大和」の戦闘能力は未だに健在であった。
第6ターン:英艦隊の猛砲撃はなおも続く。「アンソン」「ハウ」の2艦から放たれた14インチ砲弾4発と、さらに副砲弾数発が「大和」に命中。「大和」の累積損害は24pに達したが、「大和」はまだ健在だ。
第7ターン:「キングジョージ5」の砲撃が今度は「武蔵」を捉えた。命中弾は3発。「武蔵」の損害は10pである。戦闘航行に支障はない。「アンソン」「ハウ」の主砲弾2発、副砲弾数発が「大和」に命中。「大和」の損害は27pに達した。「大和」中破。この時点で日本艦隊の盤端突破は不可能になった(移動力の関係上)。しかしこのままシナリオ終了を迎えるつもりはない。
傷ついた「大和」に代わって「武蔵」がその砲火を英艦隊に向けた。主砲は「ハウ」に3発の命中を与えた。「ハウ」はまたもや砲塔誘爆。損害は19p。累積損害は34pに達して「ハウ」は大破した。「武蔵」の副砲は「アンソン」に多数の命中弾を与えた。副砲なので「アンソン」の被害はわずかであったが、それでも3pのダメージを与えて「アンソン」の累積損害は18pに達した。「アンソン」中破。これで英戦艦2隻が大中破したことになる。
傷ついた「大和」に代わって「武蔵」がその砲火を英艦隊に向けた。主砲は「ハウ」に3発の命中を与えた。「ハウ」はまたもや砲塔誘爆。損害は19p。累積損害は34pに達して「ハウ」は大破した。「武蔵」の副砲は「アンソン」に多数の命中弾を与えた。副砲なので「アンソン」の被害はわずかであったが、それでも3pのダメージを与えて「アンソン」の累積損害は18pに達した。「アンソン」中破。これで英戦艦2隻が大中破したことになる。
第8ターン:両軍とも損害を出したことによって指揮能力が低下していた。そのために射撃がやや散漫になってきた。
第9ターン:「武蔵」は目標を無傷の英戦艦に切り替えた。6キロの至近距離から放たれた18インチ砲弾が次々と「デュークオブヨーク」に命中した。命中弾は5発。「デュークオブヨーク」の耐久力はそれに耐えることはできなかった。「デュークオブヨーク」轟沈。戦闘能力を残しているのは遂に「キングジョージ5」だけになってしまった。
第11ターン:とにかく「武蔵」を黙らせたい英軍。しかし「キングジョージ5」の砲撃は「武蔵」を捉えることができず、逆に「武蔵」の主砲弾2発が「キングジョージ5」に命中した。砲塔誘爆を誘って「キングジョージ5」の損害は15p。「キングジョージ5」小破。この時点で英艦隊は「武蔵」撃破を諦めた。煙幕を張って逃げる「キングジョージ5」。
その後:勝利条件の達成を諦めた日本艦隊は3方へ遁走する英艦隊を追った。そして16ターンに「武蔵」が12キロの距離から「アンソン」に5発の主砲弾を命中させた。「アンソン」沈没。
結果的には日本軍の突破を阻止した英艦隊の勝利に終わったが、両者の損害を比較すれば英艦隊にとってとても「勝利」と呼べるものではなかっただろう。
両軍の損害
戦艦「大和」 被弾21、ダメージ29、中破戦艦「武蔵」 被弾6、 ダメージ12、戦闘航行に支障なし
戦艦「キングジョージ5世」 被弾2、 ダメージ15、小破
戦艦「デュークオブヨーク」 被弾5、 ダメージ36、沈没
戦艦「アンソン」 被弾9、 ダメージ36、沈没
戦艦「ハウ」 被弾4、 ダメージ34、大破(沈没寸前)
(被弾は主砲のみカウントし、副砲の命中はカウントしていない)
プレイ時間約90分
感想
今までの「大和」vs「アイオワ」に比べるとプレイ時間が3倍近くもかかってしまいました。登場艦船が多いこともその原因の1つですが、接近戦になるために夾又機会が多く、命中判定に時間がかかるのも原因の1つだと思います。副砲も距離が近づくにつれて射撃機会が増えるので射撃判定に時間がかかってきますね。英新鋭戦艦と「大和」の対決ということで、英戦艦が個艦性能の劣位を数的優勢でどこまでカバーできるかがこのシナリオの焦点です。14インチ砲の威力不足は予想以上に深刻で、1対1ではまともな撃ち合いになりません。「アイオワ」の16インチSHSなら、威力不足とはいっても10発も当てれば、いかな「大和」でも大破あるいは中破程度のダメージは与えられていました。それが14インチ砲弾なら15発当てても小破にしかなりません。一方で「大和」の砲撃は5発程度で英戦艦をお陀仏にできます。
ところでシナリオの勝利条件を考えた場合、英側の勝利はさほど困難なものではありません。日本側はとにかく2隻の戦艦を盤端から外に出さなければならないので、その逆をついて英側は敵に接近戦を挑み、できるだけ多数の砲弾を敵艦の1隻に注ぎ込むだけです。1隻を大破させれば即勝利、仮に中破であっても敵の機動如何では敵に勝利条件達成を諦めさせることができます。ただし、その過程で味方戦艦の大半を失うことになるかもしれません。
まだ1回ソロプレイしただけに過ぎないので結論を急ぐべきではないかも知れません。しかしこのシナリオは「大和」vs「アイオワ」に比べると少しバリエーションに乏しいように思います。英側の作戦はとにかく接近戦。日本側にそれを回避する手段が乏しい以上、戦いは必然的に接近戦になります。そうなると先にも書いたように「英艦隊が全滅する前に「大和」又は「武蔵」の足を止められるか」という単純なダイス勝負になります。勝率から言えば英艦隊にも十分勝機はあるのですが、味方が全滅寸前で「勝利」と判定されても、素直に勝利を喜べる気持ちにはならないでしょうね。このシナリオは「大和」の圧倒的な強さを感じる、という風に割り切って考えたほうが宜しいかもしれません。
プレイバリエーションを広げるという意味では、例えば夜戦シナリオとし、英側の戦艦を3隻に減らすというのも手です。そうすれば英側も自艦の損害に無頓着ではいられなくなりますから、ある程度中距離砲撃戦で日本艦隊を痛めつつ、勝機を確信した時点で接近戦という、「大和」vs「アイオワ」に似た展開が期待できます。ただ14インチ砲が「大和」に対しては絶望的に非力なので、中距離砲戦で「相手を痛めつける」ことはかなり困難かも知れません。
それにしても英新鋭戦艦はこんなにも弱いのでしょうか?。「大和」相手に2対1でも勝利を得ることは困難なのでしょうか?。
プレイバリエーションを広げるという意味では、例えば夜戦シナリオとし、英側の戦艦を3隻に減らすというのも手です。そうすれば英側も自艦の損害に無頓着ではいられなくなりますから、ある程度中距離砲撃戦で日本艦隊を痛めつつ、勝機を確信した時点で接近戦という、「大和」vs「アイオワ」に似た展開が期待できます。ただ14インチ砲が「大和」に対しては絶望的に非力なので、中距離砲戦で「相手を痛めつける」ことはかなり困難かも知れません。
それにしても英新鋭戦艦はこんなにも弱いのでしょうか?。「大和」相手に2対1でも勝利を得ることは困難なのでしょうか?。
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