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(写真1)臨時快速「光のページェント号」(福島駅)
(写真2)車窓から見える冬の日本海(小樽付近)
(写真3)寝台特急「北斗星3号」(長万部駅)

 先日、北海道旅行へ行ってきました。今回は時間に余裕があったので往路は列車を利用することにしました。神奈川から北海道の旭川まで片道1泊2日。新幹線を使えばなんとかギリギリで1日で辿り着けるのですが、そこまでムリをしても詰まらないし、折角だからノンビリと鉄道旅行を楽しんでみよう、ということで列車を使うことにしました。

北海道への切符

鉄道で北海道を目指す場合、いくつかのプランが考えられます。ここではそのいくつかを紹介します。

青春18切符を利用する

貧乏人の友「青春18切符」は、何も18歳限定ではありません。年齢制限がないので、私でも使えます(苦笑)。青春18切符は鈍行列車か快速列車限定なので、それらを乗り継いで北海道を目指すことになります。鈍行/快速だけで北海道入りするのは相当日数がかかります。東京を基点に考えた場合、どうがんばっても2日はかかると思われます。18切符の詳細については、「青春18切符」でぐぐれば山ほどヒットすると思います。そちらを参照してください。
18切符で北海道へ渡る際の注意点は以下の通りです。
 (1) 盛岡-八戸間がJR線ではなく第3セクターなので18切符が使えない。その間は別途乗車券を購入するか、あるいは別ルート(例えば秋田経由)で行く必要がある。
 (2) 津軽海峡線の蟹田-木古内間は鈍行/快速列車が運行されていないが、その間だけは例外的に18切符で特急列車に乗る事ができる。ただし蟹田、木古内両方に停車する特急のみ乗車可能であり、それ以外(例えば青森-函館ノンストップ)の特急に乗車することはできない(別途乗車券と特急券を購入する必要がある)。
 (3) 北海道内の鈍行列車は接続が悪い。特に函館-長万部-苫小牧間は最悪である。こうした区間を18切符で走破する場合、泣く泣く別料金を払って特急列車に乗る羽目になることも多い。
 (4) (これは今シーズンのみの特例ですが)例の羽越線特急列車転覆事故の影響により新潟-秋田の日本海ルートが使えなくなった。東京から北を目指す場合、「ムーンライトえちご」で新潟まで行き、そこから北上するというのは常套手段の1つであったが、それが使えない。昨年は中越地震で「ムーンライトえちご」が運休。今年は事故で日本海ルート途絶。どうもこのルートは人災・天災に弱い。

「北海道&東日本パス」を利用する

青春18切符に良く似ていますが、少し異なる切符に「北海道&東日本パス」というものがあります。こちらは以下の点で18切符と異なっています。
 (1) 18切符は「とにかく5回分使用可能」であったが、こちらは「連続5日間」と決められている。そのために旅程の自由度が制約されてしまう。
 (2) 18切符よりも(少しだけ)値段が安い。
 (3) 18切符はJR全線で使用可能であったが、こちらはJR北海道とJR東日本でしか使用できない。
 (4) 盛岡-八戸間の第3セクターに乗車できる。
 (5) 急行「はまなす」の自由席に乗ることができる。
上の内容を読んでみると、18切符よりも「使えない」印象が強いです。私もそう思います。しかし重要なのが(4)と(5)。この2つを上手に使えば、出発翌日の早朝に札幌駅頭に立っていることも可能です。残り4日間はゆっくりと北海道内を旅行すれば宜しいかと。18切符の所でも書きましたが、青森-函館-苫小牧間は18切符ユーザー泣かせの区間です。その区間を「はまなす」に乗って一気にワープできるこの切符は、北海道旅行に限定して考えれば結構「使える」切符です。とにかくたった1万円で、しかも1日1晩で東京から札幌まで移動できるというのは、画期的なことです。あとは、「この強行軍に耐えるだけの体力があるか?」ということですね。今回旅行中に出会った人の中には、この「北海道&東日本パス」を使って
 往路2日(車中泊)
 現地1日(2泊)
 復路2日(車中泊)
という猛者もいました。

普通の切符を利用する

普通に乗車券を購入し、それを利用して北海道入りするのが最も一般的な手段です。その変形として、現地での移動を考慮し、周遊切符+乗車券という組み合わせもありです(周遊切符と組み合わせれば、乗車券が少し安くなります)。普通の切符を利用した場合、乗車券で東京-札幌が約14,000円、特急料金が合計8,000円弱で、航空機の通常料金よりは少し安くなります。その代わり時間はかなりかかります。東京を始発の「はやて」に乗ったとしても、札幌に着くのは17時頃(乗車時間11時間!!)。実際には途中駅で少しはゆっくりしたいでしょうから、到着時刻はもっと遅くなります。気の短い人にはちょっと我慢できないでしょう。しかしながら車窓から見る雪景色や北に向かうにつれて変化する車窓風景などは飛行機の旅では決して味わえない醍醐味です。「北海道へはいつも飛行機」というアナタも、機会があれば1度列車の旅を検討してみては如何でしょうか?(最後はJRの宣伝みたいになってしまいました)。

私の場合

色々な方法を紹介してきたのですが、私の場合は、ちょっと変則的な手段にしました。つまり自宅-長万部(北海道)間は普通乗車券を使用。長万部-旭川は青春18切符を使用しました。理由としては、
 (1) 18切符を使うと盛岡-長万部間の乗り継ぎが難しく、その間は普通乗車券に頼らざるを得ない。
 (2) 北海道・東日本フリーで「はまなす」を利用する手もあるが、長万部からニセコ経由で小樽を目指す「山線」の冬の車窓風景は一見の価値があるので見ておきたかった(「はまなす」は同区間を通らないし、通ったとしても夜だから見えない)。

つづく


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