


大阪ミドルアース参戦記(2):新鋭軽巡出撃す
(写真1)「ブーゲンビル島沖海戦」セットアップ。
(写真2)第3ターン移動終了時の状況。米軽巡戦隊(第12巡洋艦戦隊)が日本艦隊の針路を阻むように進む。
(写真3)第8ターン移動終了時の状況。米第45駆逐隊と日本第10戦隊が至近距離ですれ違う。
(写真2)第3ターン移動終了時の状況。米軽巡戦隊(第12巡洋艦戦隊)が日本艦隊の針路を阻むように進む。
(写真3)第8ターン移動終了時の状況。米第45駆逐隊と日本第10戦隊が至近距離ですれ違う。
前回までのあらすじ
前回
先日大阪のミドルアースの例会にお邪魔させていただきました。今回私は好敵手わにみさんと対戦。「ソロモン夜襲戦」を2回。「ガンダム」を1回プレイしました。第1戦は「ソロモン夜襲戦」の「大和vsアイオワ」シナリオで、「大和」を担当した私は、国民の絶大な期待に応えることができませんでした。国民の皆様、本当にごめんなさい。
セットアップ
このシナリオは(他の多くのシナリオと同様)セットアップが決まっています。セットアップの状況は日本軍にとって不利です。日本艦隊は3つのグループに分かれていて、それぞれの間隔が結構広いです。特に左翼の第3水雷戦隊(軽巡「川内」,白露型駆逐艦3隻)は大きく敵側に張り出した形になっています。戦闘の序盤、第3水戦が米軍の集中砲火を浴びることは必至でしょう。日本艦隊としては速やかに隊列を整えたい所です。米艦隊は前方に突出した第45駆逐隊(フレッチャー級駆逐艦4隻、有名なバーグ大佐指揮)と本隊(クリーブランド級軽巡4隻、フレッチャー級駆逐艦4隻)との連携が腕の見せ所となります。一つ間違えると各個撃破食らうことになりかねないので、両者の艦隊運動は慎重を期したい所です。
このシナリオの見所は、レーダー射撃対有視界射撃の対決です。米軍の主力たる4隻のクリーブランド級軽巡はいずれも高性能な射撃用レーダーを装備しています。このレーダーは16ヘクスの有効距離を持ち、その有効距離内では光学照準と同等の射撃精度を発揮できる優れものです。対する日本軍は有視界射撃しかありません。視認距離わずか6ヘクスではレーダー射撃に抗すべくもありません。日本側の救いは照明弾の使用が認められていること。レーダーを持たない日本艦隊としては、照明弾の使用が一つの鍵になるでしょう。
第1ターン
このターンは砲撃戦フェイズから開始された。米艦隊の主力=4隻の新鋭軽巡が日本艦隊先頭を走る軽巡「川内」に集中砲火を浴びせる。距離13キロ。猛烈な砲火が「川内」に降り注いだが、命中弾はたったの2発。「川内」は軽微な損害を被っただけだった。先頭を走る米第45駆逐隊の駆逐艦4隻は距離6キロから敵駆逐艦に集中砲火を浴びせた。駆逐艦「五月雨」中破。その直後米駆逐艦4隻が魚雷20本を発射した。
第4ターン
日本艦隊が苦し紛れに放った魚雷1本が駆逐艦「チャールズ・オズバーン」に命中した。「オズバーン」中破。米軽巡4隻がそれぞれ個別に目標艦を狙う。過度の集中砲火は命中率の低下を招くからだ。3番艦「コロンビア」の砲火が距離20キロで敵重巡2番艦(後に「羽黒」と判明)を捉えた。4発の6インチ砲弾が「羽黒」に命中。その1発が「羽黒」の2番砲塔を爆粋し、「羽黒」は暗黒の海上で燃え上がった。
第6ターン
日本重巡部隊は米軽巡の砲火を回避するために大きくS字ターンを実施した。正確さを増しつつあった米艦隊の砲火は、その運動によって再び射撃諸元の算出をやり直すことになる。その刹那、3番艦「コロンビア」の砲火が再び「羽黒」を捉えた。命中弾2。「羽黒」の損害は比較的軽微であったが、日本艦隊は米レーダー射撃の高精度に驚きを禁じ得なかった。第7ターン
日本重巡部隊は面舵60度。再び砲撃回避を試みると共に米艦隊への接近を図る。2番艦「クリーブランド」が再び「妙高」を捉えた。命中弾3発。しかし「妙高」の被害は比較的軽微だった。新鋭軽巡の大きな主砲火力は確かに強力だが、その6インチ砲が敵重巡に対して十分な威力を持たないこともまた事実。第8ターン
米第45駆逐隊の駆逐艦3隻(「オズバーン」欠)が、再び日本艦隊の前面に躍り出た。日本軍第10戦隊(軽巡「阿賀野」、駆逐艦3隻)と第45駆逐隊が至近距離から砲火を交える。両者とも軽微な損害を被っただけに終わった。引き続いて第45駆逐隊は残った魚雷15本を発射。日本艦隊も魚雷を発射したようだった。第9ターン
米艦隊の放った魚雷2本が敵新鋭軽巡「阿賀野」に命中。1発は不発だったが、もう1本が損害6を与えた。「阿賀野」中破。喜びも束の間、今度は日本艦隊の放った魚雷が我が駆逐艦「クラックストン」に命中。大破した「クラックストン」に「阿賀野」の放った6インチ砲弾2発が命中。「クラックストン」はソロモン海の波間に姿を消した。
軽巡「モンペリー」が「阿賀野」に報復の砲火を浴びせかけた。6インチ砲5発が命中。「阿賀野」は大破して洋上に停止した。
第10ターン
最終ターンである。このターンは総仕上げ。「モンペリー」が「阿賀野」にトドメの砲火を浴びせた。「阿賀野」沈没。「クリーブランド」「コロンビア」も敵重巡を狙ったが、こちらは命中弾を与えることができなかった。勝利得点:日本軍24、連合軍53
連合軍の勝利
プレイ時間1時間20分(記録時間含む)
感想
敵軽巡1撃沈。重巡2撃退と、概ね史実通りの結果が出たので満足しています。特に日本軍自慢の新鋭軽巡「阿賀野」を仕留めたのだから、まあ自慢しても良いんじゃないかな?、と思います。期待の新鋭軽巡ですが、確かにレーダー射撃14火力は相手から見ればいやらしい存在でしょう。それが4隻舳先を並べて撃ちまくってくるのは、相手にとっては「悪夢」以外の何者でもありません。ただ「新鋭軽巡」側から見れば、6インチ砲の威力不足はやっぱり気がかりです。「命中弾5、ダメージ3」とか「命中弾3、ダメージ2」とかいった結果を続けていると、なんだかなあ、という気持ちにもなってきます。まあ実際にもそんなものなんでしょうね。ごめんなさい
第2ターン(それと多分第4ターン)に米軽巡が日本駆逐艦を撃ったのはルール違反でした!。この場合、レーダー射撃なので、隣接する中型艦「川内」を撃たなければなりませんでした(ルール10.11.3項)。ごめんなさい。米軍の電探員が極めて技量が高かった、ということにして許して下さい。つづく(かも知れない)
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