イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

PFB中間報告(2) - 横浜、ヤクルト、広島

セリーグのカードは検算と優先守備位置、4番打者指定の入力が完了しました。
4番打者指定は、タイガースの金本だけでOKだと思いますが、他にいましたっけ?。
(注)4番打者指定とは、規定打席以上打った選手で、シーズン中は先発出場する場合にはほぼ例外なく4番打者として出場していた選手です。一時期のライオンズ時代の清原やドラゴンズ時代の落合のように(って古いか?)。

さてさて、前回につづいてセリーグ各球団のカードを見て気づいた点を少し。

横浜ベイスターズ

 打線は強力です。ベストテン4位の金城、3割30本の多村をはじめ、佐伯、種田、村田、小池といった強力な選手が揃っています。投手陣はエース三浦大輔がグレード3.9、制球力2.8とまさに無敵の不沈空母状態です。他にも土肥、門倉、斎藤が安定しています。救援投手陣は川村(G=3.7,C=3.6)が良いです。クルーン(G=3.8,C=1.3)は意外と大したことありませんが、それでもマウンドに仁王立ちされたら打ち崩すのに苦労するでしょう。

ヤクルトスワローズ

 新人王青木宣親。その平均安打率34%。平均出塁率41%は、ライバルともいうべきタイガース赤星の29%、40%を上回っています。その他の点でも赤星と匹敵あるいは凌駕しているのですが、盗塁力だけは赤星にかないません。岩村も走力Fで長打力抜群。宮本の走力"-"(平均的)はちょっと残念。
 投手陣も比較的安定しています。先発陣の中で石川のグレード0.1は頂けませんが、藤井、館山、川島は能力的に安定しているので使いやすいです。リリーフ陣も駒数不足がやや気になる所ではありますが、石井弘寿(G=4.3,C=3.3)と非常に安定しています。この戦力だけを見れば、

「スワローズってひょっとして優勝狙えるんじゃないかな?」

という気になってきます。

広島カープ

 投手陣は悲しい状態です。多分巨人よりも弱体でしょう。そんな中、エース黒田博樹はさすがです。グレード3.0、制球力3.0はさすがに最多勝投手の貫禄です。継投能力も抜群(S=8.0,I=4.0)で、ベイスターズの三浦大輔と並んで今シーズンのセリーグを代表する投手です。それにしても黒田の走力Fって一帯どういうこと?。代走にでも使えってか?。
 黒田意外はロクな投手がいません。その中で、ノーコンだけどG=3.6のデイビー、リリーフでは球威、制球力とも比較的安定している横山が比較的使えます。
 打線はそれなりに強力なのかな?。嶋、前田、新井あたりは強力なのですが、足の速い選手がいません。スタメン級で走力F(俊足)はベテラン緒方孝市だけ。あとは森笠、尾形らがいますが、ちょっと迫力不足です。

 それにしても、こんな風にチームの姿がだんだんカードになってくると、テレビ等で野球を見ていたときとは違った視点で見えてくるものですね。データを分析したりカードを作るのはそれなりに労力を使う作業ですが、その結果今まで見えていなかった「もう1つの視点」でプロ野球を見ることができるようになるのは、ゲーマーの特権の1つかな、などと考えたりもします。