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P-400 かく戦えり -- Zeroミニシナリオ

P-400の戦いぶりを見てみるために、"Zero"のミニシナリオをプレイしてみました。
時期は1942年9月頃。ヘンダーソン飛行場攻撃にやってきた零戦x2、陸攻x2の日本軍編隊を、F4Fx2、P-400x2の米軍が迎撃するというシナリオです。P-400に活躍の機会を与えるために陸攻隊は中高度で進入することにしました。

第1ターン

先攻は米軍。F4FとP-400の編隊が一撃離脱戦法を行い、零戦僚機に2ダメージ適用。
零戦は僚機と長機の共同攻撃でF4F長機に3ダメージ適用。早くも煙を吐かせた。

第2ターン

F4F隊が2機の共同戦術で零戦僚機にさらに2ダメージ適用してこれを撃墜。零戦長機にも1撃を加えようとしたが、これは垂直上昇でかわされた。
P-400隊は零戦隊がF4Fによって拘束されているのを見て中攻隊に突進。中攻の1機に2ダメージを適用した。
零戦はシザース運動で立場を逆転。F4F長機の側面から20mm機関砲を叩き込んだが、辛くも垂直上昇でかわされた。

第3ターン

F4F隊は半宙返りで再び零戦の側面を取ったものの、被弾による手札不足で一撃を加えるのは至らず。
P-400隊は中攻隊に攻撃を加えたい、が、手札に"Half Loop"も"Maneuvering"もないので攻撃できない。
零戦は半宙返りと旋回でF4Fの背後を奪い、一撃必殺の"In My Sight 3D"をぶち込んでF4F長機を撃墜、僚機の仇を取った。

Ingress Turn

背後を取られたF4Fは低空へ逃れようとするが零戦はピッタリついてくる。カードを引きなおして手札を揃えるF4F。
P-400は相変わらず手札が来ないので攻撃できない。
零戦はF4Fに対して必殺の"In My Sight 燃料タンク"を叩き込んだが、"Tight Turn"で軽くいなされた。
炸裂する対空砲火。零戦、P-400がそれぞれ被弾。

Bomb Turn

F4Fは今度は上昇して零戦が逃れようとするが、零戦はなおも追従してくる。しかし零戦もそろそろ手札が足りなくなってきた。
相変わらずP-400はカード不足。ただしこのターン、ようやく待望の"Maneuvering"カードをゲットした。
零戦はF4Fに食いついたままだが、手札不足で打つ手なし。
中攻隊は爆撃実行。基地に3ダメージ。
炸裂する対空砲火。零戦、中攻2機、F4Fがそれぞれ被弾。F4Fは軽傷だったが、零戦は3ダメージで大破。中攻の1機も7ダメージで墜落1歩手前になった。

Egress Turn

F4Fは低空へ降下。なおも追従する零戦に対して半宙返りを行って立場逆転。側面から見舞った"In My Sight"を零戦は1度は回避したものの、2度目は回避しきれず、赤い火の玉になって落ちていった。零戦長機撃墜
P-400は被害の小さいほうの中攻に一撃を加えて同機の累積ダメージを5とした。
炸裂する対空砲火。中攻1機が被弾して墜落。F4Fも被弾により累積損害が4に達した。

第7ターン

F4Fが上昇して生き残った中攻1機に一撃を加えてこれを撃墜した。

結果

日本軍の損害
 自爆:零戦x2、中攻x2
連合軍の損害
 未帰還:F4Fx1
 大破 :F4Fx1
 小破 :P-400x1

感想

結果的には連合軍の勝利に終わった感がありますが、これは対空砲火の威力に寄る所が大きいです。零戦を対空砲火の威力圏内に進入させてはいけないということを改めて感じました。
本編の主役P-400については、やはり性能不足を痛感しました。エンジンパワーが1しかないのでカードの補充が1枚しかできず、なかなか手札を揃えることができず、その結果敵爆撃機に対する攻撃位置への占位ができませんでした。そのあたり、エアラコブラらしさが出ていたかな、という気がします。プレイ上の反省点としては、もう少し上昇降下を盛んに行うことでカードの循環を良くすれば手札を揃えやすかったかな、という気がします。