冥王星が「矮小惑星」に降格

先日来話題になっていますが、冥王星が遂に「惑星」の座から転落してしまうようですね。

「ヤマト」世代にとって冥王星といえば、ガミラス軍の前線基地があり、遊星爆弾による無差別爆撃の拠点となって地球を壊滅に追い込んだ因縁深い「惑星」です。あのころ冥王星には「海」があり、「原生生物」なるものが生息しているとのことでしたが、表面重力が地球の約1/20、平均気温が約-230度という世界では、「海」や「生物」の存在は望み薄でしょうね。

そういえば冥王星には現在3つの衛星が確認されているそうです。カロン、ニクス、ヒドラという名前なのですが、その中で最大の衛星がカロン。1978年に発見されたカロンは、その直径が冥王星の約1/2で、衛星としては異常に大きく、実際冥王星とカロンは「二重惑星」という意見もあるそうです。

今回、冥王星が「惑星」から外された原因の1つに、このカロンの存在があったそうです。というのも、今回定義された「惑星」の定義は、

1. 恒星の周囲を周回する天体
2. 形が概ね球形
3. 自分の軌道周囲に他の天体が存在しない

というものだそうです。冥王星はそのうち「3」の条件に引っ掛かってしまったみたいですね。ちなみにこの条件に従えば、所謂「二重惑星」は「惑星」の条件に合致しないことになります。そう、あの「ガミラス」も、そして「イスカンダル」も。

ということはガミラス人って、惑星ではなく「矮小な惑星」の住人だったんだ・・・。へー、なんか情けなーい。
(でも彗星に住んでる某彗星帝国人よりはマシかな?)

私としては「セレス」や「2003UB313」などもどんどん惑星にし、第10番、第11番惑星にして欲しかった所ですが、そうすると太陽系の「惑星」が100個とか200個とかになってしまうのかなー?。それはそれで楽しい気もしますが・・・。