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ソロモン夜襲戦、キャンペーンシナリオ

前回までのあらすじ

 「ソロモン夜襲戦」のキャンペーンシナリオのリプレイです。これは計6回の海戦を連続的にプレイし、その戦果合計で勝敗を競い合うゲームです。前回は第4次海戦の結果を紹介しました。今回は第5次海戦を紹介します。

 (注)「ソロモン夜襲戦」とは、自作の水上戦ボードゲームです。詳しくはこちらをご覧下さい。また、キャンペーンシナリオの概要はこちらを参照して下さい。

第5次海戦

第5次海戦で日本軍は「小規模出撃」を宣言しました。日本軍は「妙高」「羽黒」の重巡2隻を中心とし、軽巡1、駆逐艦7をその直衛に配した艦隊です。対する米軍は虎の子新鋭戦艦の投入を決意。新鋭戦艦「ワシントン」「サウスダコタ」を中心に、護衛に駆逐艦5隻を配した艦隊です。

(写真)両軍の兵力

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海戦の流れについては簡単に触れておきます。
両軍の兵力差を見て日本軍は積極的な交戦の放棄を決意。左120度回頭を行い敵戦艦からの離隔図った。米艦隊は電探で日本艦隊を捕捉し、電探射撃を行う。その射撃は主に日本駆逐艦に向けられ、早くも命中弾を与えていた。

日本艦隊は米戦艦の姿を見た瞬間に戦意を失って逃亡を図りましたが、ここで思い切って戦艦相手に積極的な交戦を仕掛けて、酸素魚雷で戦艦撃沈を狙ってみるのも面白かったかもしれません。私は「勝ち逃げ」を意識して安全策を採りましたが、ちょっと「日本軍らしくなかった」といえるかも知れません

(写真)米艦隊の砲撃から逃れようとする日本艦隊

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結局米艦隊は電探射撃を繰り返し、日本艦隊は煙幕や回避運動でそれから逃げ回るという展開に終始した。米戦艦の砲撃は結局日本駆逐艦4隻を撃沈することに成功したが、「妙高」「羽黒」の2艦には一指も触れることはできなかった。日本艦隊は接近戦で米駆逐艦2隻を撃沈し、ワンサイドゲームになるのは逃れた。

航空追撃

なし

結果


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大本営発表

かくして我が艦隊は優秀な新鋭大型駆逐艦を4隻も失ってしまいました。しかもその間私の成しえた事は「煙幕を張って逃げ回っただけ」。栄光ある日本海軍夜戦部隊としてはあまりに無様な戦い様です。このまま帰ってありのままを報告したら、間違いなく私は左遷されるでしょう。
海戦が終わった数日後、大本営は以下のような発表を国民に向けて行うことになります。

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次回は第6次海戦を取り上げます。