
この間、北海道で山登りをしてきて、「また山登りかよ・・・」と世間から後ろ指をさされそうなのですが、何だかんだ言ってもやっぱり秋の紅葉は綺麗です。本州でも紅葉を見ておきたいし、さらには今シーズン最後の山行きを堪能してみたい。
とはいっても、最近は仕事が忙しくてなかなか時間が取れない。金曜日に残業して帰りが遅くなってしまうと「もう遠出は無理だし土曜日も仕事しようかな?」なんてことになってしまいます。しかし逆に金曜夜から山に出かけようと思ったら、木曜日中には荷造しておかなければならないし、そんなモチベーションはなかなか出てこない。
「それもこれも計画を立てないからだ。ちゃんと計画を立てれば、今ナニをすべきかわかるはずだ」
と自分を叱咤しつつ、そんなこんなで山行きの計画をいくつか作ってみました。
まずは10月上旬編です
秋の山登り - 10月上旬編
例年10月上旬というと、3000m級の山々は紅葉がほぼ終わり、2000m以下の紅葉がそろそろ見頃になってきます。ところが今年は紅葉が全般的にやや遅めのようですね。昨年も遅かったですけど、今年はさらに遅くなりそうです。こうも遅いと紅葉の色づき具合に不安を感じますね。昨年の涸沢カールは酷かったけど、今年もあまり期待しない方が良いのかも知れません。涸沢カール - 北アルプス(1泊2日)
その涸沢カール。北アルプス最高峰の穂高連峰に囲まれた広大な窪地です。ここは夏の高山植物と秋の紅葉が有名で、特に秋の紅葉は「日本で一番美しい紅葉」だと言われています。山雑誌や山岳写真集等を開くと、必ず1枚は涸沢カールの写真が写っていることに気づかれるでしょう。涸沢カールの登山口は標高約1500mの上高地です。上高地から明神、徳沢、横尾、本谷橋を経て、約5時間の行程で涸沢カールにたどり着きます。日帰りも可能ですが、涸沢カールで日帰りする人は殆どいないでしょう。ここの紅葉は朝が狙い目なので、写真を撮るためにはどうしても前日の間に山へ入っておく必要があります。つまり1泊2日以上は必須ということになります。宿泊場所としては、涸沢カールの中に山小屋が2軒と、あとは麓の横尾に1軒、徳沢に2軒、そしてさらに上の方には奥穂高山荘と北穂高山荘があります。夏の最盛期や紅葉期における涸沢カールの山小屋は殺人的な混雑ぶりだと噂に聞きました(私は涸沢カールに宿泊したことはありません)。
私はかつて涸沢カールには2度行ったことがあります。最初は2年前の秋、奥穂高方面への縦走の際。2度目は北穂高岳への登頂の際にです。いずれも紅葉期を狙っていったのですが、天候にも紅葉にも恵まれずに「敗退」してきました。「今度こそは」という思いが強いのですが、困ったことに涸沢カール周辺の山はすべて踏破してしまい、もう登る山がありません。ピークハンティングなしの純粋な「紅葉狩り」というのも悪くないのですが、貴重な休みを使うには少し抵抗があるしなあ・・・。天候と紅葉、その両方に恵まれれば、3度目の正直でチャレンジしてみますか・・・。
ちなみに涸沢ヒュッテからの情報によると、現段階でまだ紅葉は3分ほどだそうです。この分だと見頃は三連休以降になりそうですね。
(写真)2年前に撮った涸沢カールです。紅葉はなかなか良かったのですが、天気が・・・・。


千畳敷カール・空木岳 - 中央アルプス(前夜泊1泊2日)
千畳敷カールも紅葉では有名な所です。私は昨年9月にここを訪れました。その時は標高2956[m]の木曽駒ヶ岳と2931[m]の宝剣岳を制覇してきました。いずれも登りやすい山で初心者でもOKなので、お奨めできるスポットです。今回は千畳敷カールと空木岳(2864m)を結ぶ1泊2日のプランを考えてみました。
最初に始発のバス(菅の台発0600)に乗り、しらび平でロープウェイに乗り換え、標高約2600[m]の千畳敷到着は0730頃になります。そこから歩き始めてまずは2時間ほどかけてじっくりと千畳敷一帯を散策しましょう。折角紅葉を見に来たのだから・・・。その後は観光客で賑わう千畳敷を離れ、檜尾岳、熊沢岳を経て木曽殿山荘に向かいます。その間の所要時間は約5.5時間。稜線歩きなので悪天候だと難儀しそうですね。千畳敷を出るのが0930としても、コースタイム通りに歩いて木曽殿山荘到着が1500。秋の短い日照時間を考えると、少し厳しい行程かもしれません(千畳敷では余り遊べないなあ・・・)。
木曽殿山荘に1泊した翌日は約1.5時間の行程で空木岳(2864m)に到着。日本百名山にも選ばれ、中央アルプスを代表する山からの風景を思う存分堪能しましょう。
下山路は稜線伝いに歩いていき、約5.5時間で菅の平駐車場に戻ってきます。朝0500に山小屋を出発したとして、途中の休憩や写真撮影時間を加味すると、菅の平到着は1300頃になりそうですね。どこか近くで飯でも食べて(駒ヶ根名物ソースカツ丼はちょっとやめておきましょう、あんまり美味しくないので・・・)、あとは温泉でも入ってゆっくりしましょうか。
ちなみにバリエーションルートとして、空木岳から南へ向かい、南駒ヶ岳(2841m)、越百山(こすもやま、2613m)を経てシオジ自然園に降りていくルートもあります。このルートの場合、空木岳からシオジ自然園までの所要時間が約7.5時間、木曽殿山荘からの所要時間も含めると計9時間の長丁場になります。さらにシオジ自然園から菅の平までのタクシー代を考えると(1万円ぐらいは行きそう)、ちょっと厳しいですね。
木曽殿山荘に1泊した翌日は約1.5時間の行程で空木岳(2864m)に到着。日本百名山にも選ばれ、中央アルプスを代表する山からの風景を思う存分堪能しましょう。
下山路は稜線伝いに歩いていき、約5.5時間で菅の平駐車場に戻ってきます。朝0500に山小屋を出発したとして、途中の休憩や写真撮影時間を加味すると、菅の平到着は1300頃になりそうですね。どこか近くで飯でも食べて(駒ヶ根名物ソースカツ丼はちょっとやめておきましょう、あんまり美味しくないので・・・)、あとは温泉でも入ってゆっくりしましょうか。
ちなみにバリエーションルートとして、空木岳から南へ向かい、南駒ヶ岳(2841m)、越百山(こすもやま、2613m)を経てシオジ自然園に降りていくルートもあります。このルートの場合、空木岳からシオジ自然園までの所要時間が約7.5時間、木曽殿山荘からの所要時間も含めると計9時間の長丁場になります。さらにシオジ自然園から菅の平までのタクシー代を考えると(1万円ぐらいは行きそう)、ちょっと厳しいですね。
千畳敷の紅葉は、今時点でまだ「青葉」だそうです。10月に入ってもそんな状態というのはちょっと考えられないのですが、この分では三連休あたりは期待できそうかもしれませんね。
(写真)昨年撮った千畳敷カールです。



御嶽山(前夜泊日帰り)
御嶽山が北アルプスに含まれるかどうかは微妙な所です。普通は北アルプスからは独立した山塊として扱うことが多いようですね。「日本アルプス」という大きな括りで考えると、これまた微妙な所なんですが・・・。そういえば八ヶ岳が日本アルプスに含まれるのかな?。多分含まれないだろうなあ・・・。閑話休題。
標高3067mの御嶽山は、私にとって未踏破の日本の山の中で、実は最高峰なのです。「3000m以上全制覇」を目指す私にとって、残る山はこの御嶽山を含めて計4座。いずれも最後まで残ってきただけのことはあってなかなか手強い山なのですが、この御嶽山はその中にあっては一番登りやすい山ではないかと思います。
御嶽ロープウェイという乗り物があり、それを利用すると一気に標高2150mの飯森高原に立つことができます。しかし残念なことにこのロープウェイ。始発が0800とかなり遅めなのです。今まで何度か書いてきましたが、山の場合朝が勝負。この出発の遅れは致命的と言えそうです。
ロープウェイの山麓駅からさらに車で少し上がった所に「中の湯」という登山口があります。山の六合目に相当する場所で、ここを出発点とした場合、徒歩約2時間で紅葉スポットとして有名な「女人堂」にたどり着きます。朝0600前に出発すれば、0800には女人堂に到着しますから、天候に恵まれれば十分に美しい紅葉が期待できそうです。
女人堂から山頂までは約2時間。山頂から少し足を伸ばして三ノ池と呼ばれる地点までが約1.5時間。そこから下山道を通って六合目までの所要時間が約2.5時間です。合計すると約8時間。途中の休憩や写真撮影等を加味しても、まあ10時間もあれば十分でしょう。朝0600に出発して、降りてくるのが1600頃。近くの温泉で一風呂浴びて、あとはノンビリ帰りましょうか。
標高3067mの御嶽山は、私にとって未踏破の日本の山の中で、実は最高峰なのです。「3000m以上全制覇」を目指す私にとって、残る山はこの御嶽山を含めて計4座。いずれも最後まで残ってきただけのことはあってなかなか手強い山なのですが、この御嶽山はその中にあっては一番登りやすい山ではないかと思います。
御嶽ロープウェイという乗り物があり、それを利用すると一気に標高2150mの飯森高原に立つことができます。しかし残念なことにこのロープウェイ。始発が0800とかなり遅めなのです。今まで何度か書いてきましたが、山の場合朝が勝負。この出発の遅れは致命的と言えそうです。
ロープウェイの山麓駅からさらに車で少し上がった所に「中の湯」という登山口があります。山の六合目に相当する場所で、ここを出発点とした場合、徒歩約2時間で紅葉スポットとして有名な「女人堂」にたどり着きます。朝0600前に出発すれば、0800には女人堂に到着しますから、天候に恵まれれば十分に美しい紅葉が期待できそうです。
女人堂から山頂までは約2時間。山頂から少し足を伸ばして三ノ池と呼ばれる地点までが約1.5時間。そこから下山道を通って六合目までの所要時間が約2.5時間です。合計すると約8時間。途中の休憩や写真撮影等を加味しても、まあ10時間もあれば十分でしょう。朝0600に出発して、降りてくるのが1600頃。近くの温泉で一風呂浴びて、あとはノンビリ帰りましょうか。
このコースの場合、問題となるのは六合目の駐車スペース。地図によると「100台分の駐車スペースあり」と書かれていますが、100台分なんてすぐに埋まってしまうのは過去に経験済みです。連休等を避ければなんとかなりそうなのですが、こちらも連休以外はなかなかまとまった休みが取れないし・・・。悲しい所です。
御嶽山の場合、実は昨日(9/30)がチャンスだったのですよね。天気も良かったし、8合目の紅葉もかなり綺麗になっているみたい。これから天気が下り坂で、次に晴れるのは三連休ぐらいかな?。もしそこまで女人堂の紅葉がもてば、三連休は御嶽制覇を狙いますか。
御嶽山についての詳しくはこちら
つづく(次回は10月中旬編)

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