「風林火山」

見ました。第1話から第4話。第1話は土曜日の再放送をビデオで録画したのですが、北海道沖で地震が発生し、津波警報が発令されてしまったので、物語の後半部分は見れませんでした。残念。

オープニングはかっちょ良いです。アルプスらしき山の空撮写真も良いのですが、緑の草原を騎馬武者が疾走する絵もなかなか良いですね。

話そのものについては、まだ序盤なので盛り上がりはこれからです。大河ドラマの場合、最初の頃は主人公が立場的に弱い場合が多く(特に秀吉みたいな立身出世モノの場合)、話そのものも地味なものになり勝ちです。普通の連ドラの場合、第1話で一番力を入れて面白い話にする(そうしないと視聴率が伸びない)傾向があるのですが、その点大河は不利です。今後に期待しましょう。

登場人物の中では、市川亀治郎演じる武田晴信が良いです。今まで武田信玄といえば「太めで恰幅の良いオッサン」というイメージが強いのですが、今回はちょっと違っています。どちらかといえば「良い人」的な感じがあり、またセリフ回しも味があって良いです。

「恨みだけでは、この武田は倒せんぞ。山本勘助」

取り合えず今後が楽しみです。