ちょっとつまらないことを思いついてしまいました。
巷で話題沸騰の「帝国海軍第3艦隊」(以下「帝海」)について、爆撃命中率を検証したものです。
デザイナーのtakoba様によると、命中率は概ね史実にあわせてあるということです。
そこでまず「帝海」における命中率を検証してみましょう。

「帝国海軍第3艦隊」について詳しくはこちら

あらゆる可能性を加味すると訳がわからなくなるので、ここでは単純に「S」マーカー1個付きとし、雷爆同時攻撃は「なし」としました。攻撃戦力は99艦爆x1ユニットとし、目標を「空母」とします。攻撃力8でDM+1です。

ダイスと命中数の関係は以下の通りになります。

 2D6 命中数
 2  5発
 3  4発
 4  3発
 5  2発
 6  1発
 7  1発
 8以上 0発

ここから平均命中数を算出すると41/36=1.39発になります。
艦爆1ユニットを6機として各機の搭載弾量を1発とすると、命中率は約19%になります。19%という命中率そのものは史実と比べて極端な乖離はないように思います。

次に6機の艦爆がバラバラに命中率19%で投弾した場合の確率分布を計算します。
細かい計算は省略して結果だけを記載すると以下のようになります。

 確率 命中数
 0.0% 6発
 0.1% 5発
 1.3% 4発
 7.3% 3発
 23.3% 2発
 39.7% 1発
 28.2% 0発

この両者をグラフ化すると、以下のようになります。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/8/1/8179b611.gif


両者を比較した場合、確かに「帝海」がややバラツキが大きいようにも思えます。ただ極端に大きな差はなく「ゲーム上の誤差」という範囲で収まっているとも言えますね。