
新開地の駅で発車を待つ神電三田行き普通列車。決して「ローカル私鉄」ではない神戸電鉄ですが、どこか「ローカル私鉄」の風情を残した路線です。
先日、姫路方面から伊丹方面へ行く用事がありました。普通に行くなら姫路からJRの新快速に乗り、尼崎で乗り換えるというのが一般的な経路です。しかしその日は少し時間に余裕がありました。最初は元町付近で少し散策してみようと思い、JR元町駅で下車したのですが、折り悪く外は雨が降っていました。そこで急遽予定を変更。
「何か面白そうなルートはないものかな?」
と考えて思いついたのが、新開地から神戸電鉄に乗って三田に出て、そこでJRに乗り換えるプランです。携帯で時刻をチェックしてみると、どうやら予定時間には間に合いそうな雰囲気。早速阪神元町の駅で阪神電車に乗り、新開地で神戸電鉄に乗り換えました。
神戸電鉄1612新開地発の普通列車は4両編成。新開地の地下駅から発車した列車は、しばらく走ると地上に出ます。すぐに急峻な登り坂。関西地区の私鉄でも珍しい急坂です。眼下には神戸の町並みが見えます。ケーブルカーに乗っているような感覚。神戸の街は山の裾野に広がっている、ということを知識としては知っていましたが、それを身近に感じさせてくれるのがこの神戸電鉄ではないかと思ったりしました。
途中、鈴蘭台で粟生線、谷上で北神急行電鉄、有馬口で有間温泉方面、横山でウッディタウン方面への乗り換えがあります。たった??kmの短い路線ながら、乗り換え駅の多さも鉄道の旅を楽しくさせてくれる魅力と言えます。また六甲の山中にこれほど濃密な鉄道網が敷設されていることに、改めて驚きを感じたりしました。
途中、鈴蘭台で粟生線、谷上で北神急行電鉄、有馬口で有間温泉方面、横山でウッディタウン方面への乗り換えがあります。たった??kmの短い路線ながら、乗り換え駅の多さも鉄道の旅を楽しくさせてくれる魅力と言えます。また六甲の山中にこれほど濃密な鉄道網が敷設されていることに、改めて驚きを感じたりしました。
神戸電鉄といえば、元関西在住の私にとってもある意味身近な鉄道だったはずですが、京阪沿線に住んでいた私にとってはやや縁遠い存在でした。またJR線ならば、遠くに行く途中に利用するということもあり、山陽本線にせよ福知山線にせよ、途中通過したことは何度もあります。しかし神戸電鉄のような路線の場合、沿線に何か用事がない限り乗る機会は殆どありません。だからふと乗ってみると、その隠れた魅力に驚かされることがあったりします。
列車はおよそ1時間で終点の三田に到着。思えばこの三田には、学生時代に何度か訪れたことがあります。当時主催していたゲーム倶楽部の夏季合宿が三田市内で行われることが多かったためです。高度に近代化された三田駅前に20年前の雰囲気はもうありません。目の前に聳える複合ビル、駅前のロータリーを跨ぐ広大な歩道橋等、20年前には全くなかったものです。当時はローカルな駅だったJR三田駅も、今では綺麗な駅に生まれ変わっていました。それでも神電三田駅だけは当時の雰囲気を少しだけ残しているような気がして、ちょっと嬉しくなりました。


神電三田駅に到着した列車と三田駅の風景。昔と変わらない列車と駅の風景に少し懐かしさを覚えました。

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