Pacific Fleet(SSG/HJ)は、1983年にHobby Japan社が出版したシミュレーションゲームです。
太平洋戦争全域を扱うこのゲームは、20年以上が経過した今日でも傑作ゲームの1つとして数えられています。
太平洋戦争全域を扱うこのゲームは、20年以上が経過した今日でも傑作ゲームの1つとして数えられています。
今回、このPacific Fleetのシナリオ4をソロプレイしてみました。シナリオ4は真珠湾攻撃からポツダム宣言受諾までの太平洋戦争全部を扱うグランドキャンペーンゲームです。盤上で繰り広げられる太平洋戦争をお楽しみ頂ければ幸いです。
第5ターン:1942~43年冬
日本軍の航空部隊の質的能力は、このターンから最低レベルになる。フィジー奪回に成功した連合軍は、ようやく米豪連絡線を回復した。しかしポートモレスピーは未だ日本軍の手中にあった。未だ十分な強襲上陸能力を持たない連合軍にとって、ニューギニアに沿ったルートが現時点における唯一の反撃ルートである。そのためにはポートモレスピーの奪回が絶対条件になる。当然日本軍もそのことは熟知していて、ポートモレスピーに基地航空部隊と飛行場防衛の艦隊を集結させて連合軍を待ち受ける。

日本軍の航空戦力チャート。このターンから赤枠の中に書かれている戦力になる。開戦時のレベル(青枠)の比べると、能力は半分程度にまで落ち込んでいる。
第2フェイズ
一方の米軍。ベースフォース(BF)をサモアからヌーメアへ進めてポートモレスピーの近くまで基地を推進させた。そのヌーメア基地から高速戦艦1ユニット(ノースカロライナ級)、重巡3ユニット、軽巡1ユニット、駆逐艦1ユニットからなる水上打撃部隊が出撃し、モレスピーへの艦砲射撃に向かった。両軍の水上部隊同士がモレスピー近海で激突する。日本軍は昼間の航空攻撃(B-17の爆撃)で駆逐艦1ユニットを失ったが、夜戦では兵力的に劣勢にも関わらず善戦した。利根級重巡1ユニットが撃沈され、駆逐艦1ユニットが大破させられたが、日本艦隊の砲雷撃で駆逐艦1ユニットを撃沈、重巡2ユニットを大中破させた。

ポートモレスピー沖の海戦。ポートモレスピーに対する連合軍の反攻作戦が開始された。
第4フェイズ
再び米艦隊がポートモレスピーに接近してきた。空母2隻(「レキシントン」「エンタープライズ」)を中核とする空母機動部隊と、高速戦艦2ユニット(ノースカロライナ級、アラバマ級)を中核とする水上打撃部隊である。それをタウンスビル基地から飛び立ったB-17爆撃機の編隊が援護する。一方米艦隊の接近を知ったポートモレスピーの基地からは「大和」「武蔵」の巨大戦艦2隻が出航し米艦隊を迎え撃つ。戦いは米空母機とB-17の混成編隊がポートモレスピー基地を襲う。爆撃によって1LACが破壊された。
続いて日米両艦隊が水上戦闘に入る。さすがに「大和」「武蔵」は強力であった。米艦隊の重巡1ユニット(サンフランシスコ級)と軽巡1ユニット(オマハ級)が轟沈した。しかし水上部隊を結集した米艦隊もまた強力であった。「武蔵」が米艦隊の集中砲火を浴びて轟沈した。また艦砲射撃で2LACが焼き払われた。ポートモレスピーの日本軍基地航空隊は危機的な状況を迎えた。
続いて日米両艦隊が水上戦闘に入る。さすがに「大和」「武蔵」は強力であった。米艦隊の重巡1ユニット(サンフランシスコ級)と軽巡1ユニット(オマハ級)が轟沈した。しかし水上部隊を結集した米艦隊もまた強力であった。「武蔵」が米艦隊の集中砲火を浴びて轟沈した。また艦砲射撃で2LACが焼き払われた。ポートモレスピーの日本軍基地航空隊は危機的な状況を迎えた。

第2次ポートモレスピー沖の海戦。日本海軍自慢の新鋭大型戦艦「武蔵」は、初陣となったこの海戦で米新鋭戦艦4隻の集中砲火を浴びて撃沈された。

米艦隊の猛攻を受けて苦戦する戦艦「武蔵」(嘘)
第6フェイズ
遠くビルマ戦線では、日本軍が遂にカルカッタを陥落させた。カルカッタを守備する英第23歩兵師団も日本軍の追撃によって壊滅していた。水上兵力に欠き、航空機の支援も得られない英連邦軍にとって、東インド地区で勝利できる可能性は皆無に等しかった。
東インド方面の戦況。最早日本軍の侵攻を阻むものはないのか・・・?。








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