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6.出雲市から益田へ

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出雲市発益田行き普通列車321Dの外観及び車内

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朝の山陰線。ローカル線然とした景観が良いです。

出雲市0600発の普通列車は2両編成のワンマンカーです。新型車両。かつて山陰本線は旧型車両の天下だったのですが、最近は特急列車も普通列車も新型車両が増えてきました。旧型車両のファンとしては寂しい限りです。

冬なので日出は遅く、明るくなってきたのは温泉津付近から。しかも生憎外は雨。晴れていれば綺麗な日本海の景色もこの天候では冴えません。そろそろ小腹が空いてきましたが、列車がなかなか長時間停車してくれないので食料を調達するチャンスがなかなか来ません。こんなことなら昨晩の間に食料を買い込んで置くべきだった、と、少し後悔しました。
西山陰有数の都市である浜田に着いたのが0800頃。ここでようやく10分以上の長時間停車がありました。駅の売店に駆け込んで駅弁その他を買います。味の方はとにかく、空腹感を癒すことはできました。

7.益田から長門市へ

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益田発長門市行き普通列車1560Dの外観及び車内

益田に着いたのは0910頃。ここからは長門市行き普通列車に乗り換えます。今度の列車は国鉄型の旧式車両。やっぱり山陰本線はこれでなければ・・・。小雨交じりだった天気も列車が益田を出る頃にはかなり回復してきました。
益田から長門市を経て下関に至る山陰本線西側の区間は、素晴らしい車窓景観を堪能できます。次々と眼前に広がる入り組んだ入り江に青い海。そしてその沖合いに浮かぶ島々。日本で海の見える路線は決して珍しくありませんが、その中でもこの区間の海岸線は、美しさという点で日本屈指の区間ではないかと個人的には思います。

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山陰本線から見える日本海の風景

8.長門市から下関へ

長門市からは快速「みすず潮彩2号」に乗ります。快速「みすず潮彩2号」は、長門市から山陰線を経由して下関へ向かう観光用の列車です。長門市と下関の間は美しい海岸線や温泉が点在する魅力的な路線ですが、今までは旧式ディーゼルカーが1日に数往復しているだけの路線でした。JR西日本がその観光資源にようやく目をつけたということなのでしょうか?。列車は旧式ディーゼルカー改造の2両編成です。自由席が1両、指定席が1両です。指定席は全席が海側に向けて設置されています。車内には売店コーナーがあり、専門の売り娘さんが乗務しています。私は「ふく弁当」を買いました。

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「みずす潮彩」の外観と内装

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「ふく弁当」

観光列車ならではの演出として風光明媚な場所では一時停車してくれます。また車内では紙芝居の上映もあります。題目は「武蔵対小次郎、巌流島の決闘」。これまた地方性をアピールした演出です。10~15分ぐらいの短い紙芝居でしたが、劇画調で面白かったです。

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紙芝居の一場面

9.下関から広島へ

下関に着いたのは1500頃。下関の町を少し散策して1552発の山陽線白市行きに乗ります。これは下関から、新山口、徳山、岩国、広島と経て、白市に2100頃に到着する長距離列車です。走行時間約5時間。山陽本線には、岡山と下関を6時間以上かけて走破する長距離普通列車が1日数往復運転されている他、岡山-新山口間、下関-三原間といった長距離列車が数多く運行されています。18切符を利用する際には便利なのですが、やはり鈍行だけに乗車時間は長くなってしまいます。
下関を発車した列車は、新下関、小月、厚狭、小野田、宇部、新山口といった駅に停車していきます。いずれも山口県の中では比較的人口の多い町なので、乗降客が多いです。新山口に着いた頃には、下関からの乗車客は殆どいなくなっていました。
新山口を過ぎると辺りは急速に暗くなり、徳山に着く頃はもう真っ暗です。あとは本を読みながら時間を潰します。岩国、宮島口を過ぎ、広島に着いたのは2000頃でした。

10.広島市内

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広島中心部の夜景

広島駅前から市電に乗って市内中心部へ向かいます。今日の宿は市内のホテルですが、その前に広島風お好み焼きを食べます。入ったのは「へんくつや」というお店。「るるぶ」で紹介されていたのでここにしました。生ビール、豚そば焼、それからかきの塩焼きを注文しました。お好み焼きの味は悪くなかったです。ただ、「[前回食べた店]とどこが違うの?」と問われると、答に窮してしまいます。広島風お好み焼きの味について、私はまだ良くわかっていないみたいです。

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「へんくつや」の外観とそのお好み焼き

食後に原爆ドームを見に行きました。太田川の傍、広島市の中心部に程近い場所にあります。夜間であったためほのかにライトアップされていました。前回ここを訪れたのは10年近くも前の話ですが、その時は「意外と小さいな」と思いました。今回再び見てみると、「小さい」というよりは「大きい」という印象を持ちました。今回は夜であったため昼間とは違った印象を持ってしまったのかもしれません。いずれにしても人間の印象なんてアテにならないものですね。

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広島の原爆ドーム。オレンジ色にライトアップされたその姿は幻想的でした。


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