
只見線と並んで豪雪地帯の列車といえば、この飯山線も外せません。長野県豊野駅から新潟県越後川口駅までの全長約100kmの飯山線。途中森宮野原駅では積雪785cm(ひえー)という日本鉄道史上最高の積雪記録も持っています。全線にわたって信濃/千曲川と併走し、渓谷風景や山岳風景に恵まれた美しい路線です。
「東京地方に雪」
こんな天気の日に降り立った新潟県越後川口駅はやはり雪に包まれていました。先日の只見線では積雪の少なさに小さな落胆を覚えたのですが、ここではそんなことはお構いなし。地球温暖化なんてなんのその、といった感じで雪が降り積もっていました。
こんな天気の日に降り立った新潟県越後川口駅はやはり雪に包まれていました。先日の只見線では積雪の少なさに小さな落胆を覚えたのですが、ここではそんなことはお構いなし。地球温暖化なんてなんのその、といった感じで雪が降り積もっていました。

越後川口駅の風景
1301越後川口発の戸狩野沢温泉行き168D列車はJR時代になってから導入された気動車です。キハ110系というそうですが、JR東日本のローカル地区では当り前のように走っている車両でもあります。

戸狩野沢温泉行き168D列車。越後川口駅にて
折からの雪にも関わらず列車は定刻に越後川口駅を発車します。信濃川の支流、魚野川に架かる大きな鉄橋を超えた列車は、そのまま山間部に入っていきます。左手には雪に埋もれる山村、右手には信濃川が雄大に流れています。

飯山線の沿線(その1)
越後川口を発車して約30分で十日町の駅に着きます。ここは北越急行線との乗換駅になっていて、飯山線の中では大きな町だと言えます。学生を中心に10名ほどが乗り込んできますが、日曜日ということもあって乗ってくる客は多くありません。
十日町で数分停車した後に列車は発車。しばらく走ると信濃川を大きな鉄橋で渡ります。ここから先は信濃川が左手車窓の友になります。その雄大な流れをじっくり楽しむこととしましょう。


飯山線から見る信濃川の流れ
越後田沢の駅から30~40人ほどの団体が乗り込んできました。某旅行会社のツアーです。車内はたちまち団体客の喧騒に包まれます。心ある人からはお叱りを受けそうですが、終点までこの団体と一緒かと思うと、正直な所ウンザリしました。幸い団体は2つ先の津南で下車。車内は再び静寂さを取り戻しました。
越後川口発車後凡そ1時間強で列車は森宮野原に到着。ここは例の「日本最高積雪記録」の駅です。また数分間ですが所謂「長時間停車」があります。余談ですがローカル線の旅で「長時間停車」というものは、大きな魅力の1つだと私は考えますが、如何でしょうか?。

森宮野原駅の風景
森宮野原を過ぎると列車は長野県に入っていきます。ここからは信濃川も千曲川と名前を変えます。しかしその美しさは相変わらずです。


飯山線から見る千曲川の流れ
やがて列車は戸狩野沢温泉駅に到着。この列車はこの駅が終点です。戸狩野沢温泉発の長野行きは2両編成。さっきまではガラガラの車両でしたが、こちらは座席の大半が埋まっていました。その大半が野沢温泉方面からのスキー客です。飯山線はここから先はスキー列車としての色合いが濃くなってきます。

戸狩野沢温泉駅の風景
戸狩野沢温泉を1509に発車した列車は千曲川沿いをノンビリ走ります。長野までの所要時間は約1時間。相変わらず千曲川は美しい眺めですが、ちょっと食傷気味かな?。外の天気も悪化してきたので大人しく本を読んで過ごしました。
長野に着いたのは1610。長野駅前は雪が降っていました。駅前に掲げてあった温泉の看板を見て
「おっ、これから温泉ていうのも悪くないな」
と一瞬思いました。
でも現在時間と温泉地までの往復の所要時間を考えて今回は我慢です。1泊2日の旅はせわしいですね。せめて旅は2泊3日ぐらいしたいです。結局その日は駅前の蕎麦屋でざる蕎麦を食し、長野発の新幹線で帰路につきました。
「おっ、これから温泉ていうのも悪くないな」
と一瞬思いました。
でも現在時間と温泉地までの往復の所要時間を考えて今回は我慢です。1泊2日の旅はせわしいですね。せめて旅は2泊3日ぐらいしたいです。結局その日は駅前の蕎麦屋でざる蕎麦を食し、長野発の新幹線で帰路につきました。

長野駅の風景
飯山線で越後川口-長野間の所要時間はほぼ3時間です。昨日乗った只見線が所要時間4.5時間だったのに比べるとほぼ2/3です。満足感が必ずしも乗車時間に比例する訳ではありませんが、スケール感という点では只見線の方が勝っているように思います。また旧型気動車を使用している点や途中何箇所かの長時間停車駅がある点等でも只見線の方が良いです。「鉄」以外の利用者が極端に少ない(学生は除く)という点も良いですね。ただしアクセスの便は圧倒的に飯山線が優れています。
時間があれば両方とも乗車することをお奨めしますが、もしどちらか一方を選ぶのであれば只見線を推します。
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