
太平洋戦線のP-51マスタングとP-47サンダーボルトエース
ジョン・スタナウェイ著 梅本弘訳 大日本絵画
タイトル通り太平洋戦線におけるP-47とP-51戦闘機のエース達の物語です。P-47といえば、欧州戦線での活躍が知られていますが、太平洋戦線での活躍はあまり知られていません。本書を読むと、P-47、P-51両戦闘機の太平洋及びCBI戦線での活躍について一通り理解することができます。まずP-47について。太平洋戦線で活躍したのは、ニューギニア、フィリピン戦線で活躍したP-47Dと、沖縄を基地として日本本土を襲ったP-47Nです。P-47Dについては、当初低空での機動性の低さと短い航続距離が祟って前線将兵からは必ずしも歓迎されなかったようです。特にP-38を使っていたパイロットはP-47を嫌がったそうですが、サンダーボルトよりも「ペロハチ」が良いとはねえ・・・・。
一方のP-51は、CBI戦線で戦ったP-51A,B,C各モデルと、硫黄島を基地としたP-51Dが登場します。P-51についてはその遠大な航続距離と高い機動性がパイロット達に歓迎されたそうです。
太平洋戦域における米陸軍戦闘機の活躍について興味のある向きには、一読する価値のある書物といえます。
お奨め度★★★
コメント