大阪まで出かける用事があり、「青春18切符」を使って大阪へ向かいました。
新幹線を使えば約3時間。しかし鈍行ならどんなに急いでも8時間以上はかかります。それでもかつての「特急列車」が6~8時間かけて東京-大阪間を走破していたことを思えば、鈍行で8時間というのも我慢できる・・・・かな?。

出発は1230頃。本来であれば早朝始発列車に乗って行きたい所ですが、生憎その前日が深夜残業だったので荷物類の準備ができていない。それに深夜残業明けの始発列車はかなりきつい。そんなこんなでかなり遅い時間帯の出発となりました。

1246発の下り列車に乗ります。車内の混み具合はまあそこそこ。土曜日の昼下がりはこんなものかな、といった感じです。
途中小田原で下車して昼食。そして次に熱海へ出ます。
熱海から先はJR東海の区間になります。そしてこの熱海-豊橋間が大阪までの行程の中で一番の見所であり、辛い所でもあります。
まず良い点ですが、景観的な魅力が大きいです。沿線には茶畑が広がり、時にはすぐ近くに海が見える。天気が良ければ富士山を見ることもできますし、富士川、大井川、天竜川といった大河川や浜名湖の景観を楽しむこともできます。
逆に辛い点は、この間はとにかく混みます。JR東海がケチってこの間に3両編成の電車ばかり走らせているからだと邪推してしまいます。今回乗った列車も全て3両編成で、まあ予想通り混んでいました。

豊橋に着いたのは1750頃。ここで少し早いですが夕食です。できれば名古屋あたりで飯にしたかったのですが、名古屋は快速/新快速の始発駅ではないので途中下車したくないという事情もあります。そんなこんなで結局は豊橋で降りて飯、というパターンになることが多いです。

食事を終えて駅に戻り、1835発の新快速米原行きに乗ります。ここから先は乗り心地の良い快速車両なので、座ってしまえばこちらのものです。しかも豊橋-米原間乗り換えなし。これは便利です。

米原に着いたのは2030頃。さすがに辺りはもう真っ暗です。ここからはJR西日本自慢の新快速に乗り、目的地までひとっ走り。長かった旅ですが、ようやく終わりが見えてきました。

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熱海発静岡行き列車1445M。熱海駅にて。3両編成のこの列車は、すぐに満員になります。

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興津発浜松行き列車823M。興津駅にて。こちらも最初は比較的空いていましたが、次の清水駅ですぐに満員になりました。

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豊橋発米原行き新快速5351F。豊橋駅にて。豊橋から乗り換えなしで米原まで乗って行けるこの列車は、米原以西に向かう場合に大きな武器になります。