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歴史群像アーカイブ3 学研

かつて学研の「歴史群像」で紹介された記事を再編集したのが「歴史群像アーカイブ」シリーズです。この第3集は「現在戦術への道」ということでWW1における塹壕戦から、浸透戦術、電撃戦、オールタンクドクトリン、ヘリボーン、エアランドバトルといった戦術の発展を追っています。浸透戦術や電撃戦といったあたりは私にとって比較的馴染みの深い部分だったのですが、WW2以降の話、例えばオールタンクドクトリンやエラランドバトルについては「名前は知っているけど・・・・」といった感じだったので大変参考になりました。
オールタンクドクトリンについては従来批判的な視点から紹介されることが多かったのですが、ここではオールタンクドクトリンのみがイスラエル軍の敗因ではない、としています。詳しくは本書を読んでのお楽しみということで。
エアランドバトルについては「米軍における陣地戦から運動戦への変化」として紹介されています。内容は本書を読んでのお楽しみ(こればっかり)なのですが、第11機甲騎兵連隊(SPI「5th Corps」等に登場しフルダ渓谷で遅退戦術を展開)やフレッド・フランクス(トムクランシー「熱砂の進軍」に登場)といった馴染みの深い名前が登場してくるのでニヤリとさせられます。またエアランドバトル構想と例えばGDWの「サードワールドウォー」シリーズのゲーム展開と重ねてみるのも面白いかもしれません。
比較的廉価な割に内容が充実しているので、機会があれば入手していて損はないと思います。

お奨め度★★★