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前回の「長浜編」から少し間が開いてしまいましたが、近江路の旅、第3弾です。

長浜の次は湖西に出て海津大崎に向かう予定。しかしその途中で立ち寄った近江塩津の駅が面白い駅だったので紹介します。
近江塩津駅は北陸線と湖西線が交わる駅で、ある意味交通の要域といえます。しかし実際には湖西方面に1時間1本程度、米原方面に1時間2本程度の列車の発着があるだけです。先に紹介した長浜や彦根に比べても明らかに格下です。

この駅の興味深い点はまず駅前の景観です。駅が比較的高い位置にあるため、見晴らしが極めて良好です。目の前に日計山とその前に広がる田園地帯。少し先にある浄徳寺も良い感じです。その向こうには琵琶湖の北端と、少し左側には余呉湖が見えます。

駅は昔風のつくりで、島式ホーム2面4線です。2つのホームは地下道で結ばれていますが、その地下道とホームとの間にかなりの高度差があるため、ホーム間の移動はかなり難儀です。待合室は改札口付近にありますが、ホームと地下道とをつなぐ階段の途中にもあります。風が強い日に風除けをするためでしょうか。

かつては立ち寄る機会の少なかった駅ですが、近年新快速が敦賀まで運転されるようになったため、アクセスがやや容易になりました。