GMT「Zero!」強化月間第2弾
GMTの「Zero!」と「Corsairs and Hellcats」は太平洋戦争の空中戦を扱ったカードゲームです。今回、その中のキャンペーンシナリオである「ソロモン航空戦1943後半」をプレイしてみました。


攻撃側である連合軍は、B-25爆撃機が計4機。前方に機関砲を大量に装備した「掃射型」のB-25C-1と、爆弾を大量に搭載し反跳爆撃を行うB-25Dがそれぞれ2機ずつ。それをP-38Gライトニング1個編隊(2機)が援護する。対する日本軍は零戦32型の1個編隊(2機)。
零戦対ライトニングの戦いは、運動性に優る零戦が終始優位に戦いを進めた。ライトニングを駆るマーレー・サビン中尉は射撃技術に優れたパイロットだったが、彼はその射撃技術を生かす機会を得られないまま軽快な零戦に翻弄された。頑丈なライトニングはそれでも零戦の銃撃に耐えていたが、やがて力尽きて墜落。サビン中尉も行方不明となってしまった。
ライトニング隊の苦戦を尻目に4機の中型爆撃機B-25ミッチェルは、海面スレスレの超低空を日本駆逐艦目掛けて突進して行った。超低空攻撃故に対空砲火は激しく、B-25各機はいずれも激しく被弾したが、それでも機体の頑丈さがモノを言い、ギリギリで耐えていた。そして各機が次々と爆弾を投下。日本駆逐艦を叩いた。
日本駆逐艦にとって致命傷だったのは、B-25Dによる反跳爆撃であった。爆弾が次々と駆逐艦に命中。日本駆逐艦はこの一撃によって壊滅的な打撃を被った。
この戦いで連合軍はライトニング1機とサビン中尉を失い、その他全機が被弾したが、失われた機体以外に重大な損傷を被った機体はなかった。
零戦対ライトニングの戦いは、運動性に優る零戦が終始優位に戦いを進めた。ライトニングを駆るマーレー・サビン中尉は射撃技術に優れたパイロットだったが、彼はその射撃技術を生かす機会を得られないまま軽快な零戦に翻弄された。頑丈なライトニングはそれでも零戦の銃撃に耐えていたが、やがて力尽きて墜落。サビン中尉も行方不明となってしまった。
ライトニング隊の苦戦を尻目に4機の中型爆撃機B-25ミッチェルは、海面スレスレの超低空を日本駆逐艦目掛けて突進して行った。超低空攻撃故に対空砲火は激しく、B-25各機はいずれも激しく被弾したが、それでも機体の頑丈さがモノを言い、ギリギリで耐えていた。そして各機が次々と爆弾を投下。日本駆逐艦を叩いた。
日本駆逐艦にとって致命傷だったのは、B-25Dによる反跳爆撃であった。爆弾が次々と駆逐艦に命中。日本駆逐艦はこの一撃によって壊滅的な打撃を被った。
この戦いで連合軍はライトニング1機とサビン中尉を失い、その他全機が被弾したが、失われた機体以外に重大な損傷を被った機体はなかった。
VP:日本軍7、連合軍26

B-25の爆撃を受ける日本駆逐艦


飛燕とコルセアのドッグファイト。性能面では明らかにコルセアに分があるが、飛燕はその軽快さを利用して善戦した。コルセアの1機が被弾のため大きく揺らぐ。しかし飛燕の善戦もそこまでだった。結局飛燕は1機が失われた。
ドーントレス、アヴェンジャーによる雷爆撃は、単独で航行する輸送船に多数の命中弾を与えてこれを仕留めていた。
ドーントレス、アヴェンジャーによる雷爆撃は、単独で航行する輸送船に多数の命中弾を与えてこれを仕留めていた。
VP:日本軍3、連合軍23
第6回戦:哨戒任務

日本側の兵力は二式大艇1機の他に零式観測機1個編隊と二式水上戦闘機1個編隊の計4機。「Zero!」では複葉複座の零式観測機は、戦闘機として扱われている。R方面航空隊の面目躍如といった所か。連合軍はニュージーランド空軍所属のキティーホークが2機。P-40シリーズの新型で、性能は日本の零戦、隼、飛燕といった辺りとほぼ互角である。


キティーホークの編隊は敵戦闘機の数が多いことを配慮し、まずは戦闘機を片付けることにした。組し易しと見たのか、最初に零式観測機に狙いをつけた。運動性に優れた零式観測機はキティホーク相手に善戦を続けていたが、それでも性能差は如何ともしがたかった。まず最初に零式観測機の隊長機が数連射を食らって墜落。続いて僚機も半宙返りによって瞬く間に背後を取られ、「必殺の一撃」(Out of the Sun)によって四散していった。
続いてキティーホークは二式水上戦闘機の編隊と格闘戦に入る。しかし零戦を改良した二式水上戦闘機は複葉の零式観測機のようにはいかなかった。互角の空戦がしばらく続く。二式水戦の僚機がキティホークの射弾を浴びて墜落。しかし隊長機は被弾しながらも最後まで生き残った。
キティホークの戦果。撃墜3。
続いてキティーホークは二式水上戦闘機の編隊と格闘戦に入る。しかし零戦を改良した二式水上戦闘機は複葉の零式観測機のようにはいかなかった。互角の空戦がしばらく続く。二式水戦の僚機がキティホークの射弾を浴びて墜落。しかし隊長機は被弾しながらも最後まで生き残った。
キティホークの戦果。撃墜3。

「敵輸送船団発見」
二式大艇は遂に重要目標を発見することに成功した。無電が四方に飛ぶ。ブーゲンビル島を目指す米輸送船団は重大な危機に陥った。任務失敗を察知したキティホークの1機が怒りに燃えて二式大艇に襲いかかる。しかし重武装を誇る二式大艇は強かった。キティホークは大艇に軽傷を与えたものの、逆に大艇側からの防御砲火を浴び、重大な損傷を被って苦し紛れに戦場を離れていった。
VP:日本軍20、連合軍17


感想
日本側の敗因は対戦闘機に拘り過ぎたことかもしれません。戦闘機対戦闘機の場合、例えばコルセアやヘルキャット相手の場合は零戦や飛燕ではかなり分が悪くなってしまいます。そこで戦闘機は狙わず、爆撃機をエンゲージして狙うという戦術があります。爆撃機をエンゲージしておけば、敵戦闘機の介入を阻めます(リーダー機はエンゲージ中の敵機を攻撃できない)。また爆撃機は勝利得点が大きく、1機あたりの価値が戦闘機の約2倍。しかも爆撃機を落せば地上に対する損害も阻止できます。次回は対爆撃機戦術を試してみるのも良いかもしれません。
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