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先日、主題のゲームをプレイしました。
シナリオはキャンペーン。筆者は赤軍を担当しました。
それなりに複雑なゲームなので、ある程度の練習はしてきましたが、あとは「行き当たりバッタリ」です。

第1ターン、ハリコフ北方ベロゴルド付近で攻勢を開始した我が軍は、ドイツ軍要塞防御線を二ヶ所に渡って突破。ハリコフへ向けての進撃路を開口します。また黒海沿岸の要所タガンログに対する低比率攻撃も功を奏し同地を占領。ミウス川の西へ向う進撃の足がかりを作りました。

第2ターン、ベロゴルド陥落。ヴォロネシ方面軍はなおも進撃を続け、ハリコフへ向う進撃路を大きく啓開しました。
一方ミウス川戦線は独軍の抵抗に遭って進撃捗らず、自慢の低比率攻撃も失敗が続きます。

第3~4ターンと赤軍は前進を続け、それなりに地歩を拡大してはいくのですが、その間の損害もバカになりません。「重損害」を出してステップロスするとか、EXだしてステップロスするとかで、壊滅する旅団、師団がデッドパイルを埋めていきます。

第5ターン、ようやくスターリノ正面で突破口を啓開。タガンログ付近からの進撃路も確保してミウス川戦線を突破することに成功しましたが、その直後、突出していた第5打撃軍(ショックアーミー)3個師団がドイツ装甲軍団の機動反撃にによって司令部諸共壊滅。赤軍は貴重な突撃兵力を失いました。

今回はここで時間切れです。

ちなみにこの時点で赤軍が確保していたVPは4箇所計4点。このシナリオの赤軍勝利条件は7点なので、あと3点確保する必要があります。候補としては、ハリコフ(3点)、ドネツ工業地帯(最大x@@点)、ポルタワ方面(最大2点)などが考えられます。ハリコフは独軍歩兵3個師団が要塞作って立て篭もっている状態なので、生半可な覚悟では攻略が困難。残るドネツ工業地帯、ポルタワですが、ドネツ工業地帯では先の戦闘で第5打撃軍が壊滅したのが痛かったです。しかしポルタワ方面ではVPが足りないので、やはりドネツ工業地帯を主攻勢軸にせざるを得ないでしょう。VP的にはかなり苦しい展開であったことは否めません。

結論としては、非常に面白い作品でした。
前回取り上げた「激闘!マンシュタイン軍集団」に比べると手順も増え、ルールも多くなっています。その分1ターンの所要時間も増えていることは否めません。しかしそれでも1ターンあたりの所要時間は約1時間程度であり、十分にプレイ可能な範囲に収まっています。細かいルールを使いこなして機動戦を戦うという醍醐味も堪能できました。
機会があればもう少し研究してみたい作品です。

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