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(注)「決戦!!ア・バオア・クー」は星一号作戦をテーマとする作戦級ゲームです。
  詳しくは--->こちら


主題の件、作業を進めています。
今回見直しのテーマは以下の2つです。

 (1)チット引きによる影響の緩和
 (2)プレイ時間の短縮

マップデザインの一新

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のっけから主題と関係ない話になってしまいましたが、今回、まずマップの見直しを行いました。
見直しといってもヘクスや初期配置を変更するのではなく、今までガタガタだったヘクス列の並びを綺麗に並べ替えました。またマップデザインを一新し、宇宙をイメージできるような濃青色の背景にしました。ヘクスナンバーも付けました。

今回マップデザインを変更するにあたって、VASSALの機能が役にたちました。VASSALで予め決まった大きさの無地のヘクスマップを作成し、それを画像編集ソフトで呼び出して、レイヤー機能を使ってマップの背景を作成し、最後に作成したマップ背景をVASSALで呼び出して再びヘクスマップを張りけると出来上がりです。


戦闘システムの変更

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「六出ろ」システムを変更し、2D6で戦闘結果表を参照するようにしました。今までは命中判定、損害判定という2段階で戦闘解決していたのが、今回からは1度に戦闘解決できるようになりました。プレイ時間短縮に貢献しているはずです。


弾切れルールの採用

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攻撃のダイス目で11か12を出すと「弾切れ」を起こすルールを追加しました。これは行動チット引きの偏りによる影響を少しでも緩和しようという意図から生み出されたルールです。今までは攻撃側の損害は敵の反撃によるものだけだったので、強力なユニットに対しては「やられっぱなし」という状況が多々ありました。
今回のルールによって攻撃側も一定割合で損耗していく可能性が出てきたので、行動チットの引きによる影響を少しは緩和できたのではないかな、と思っています。
ちなみに「弾切れ」ルールは艦船ユニットには適用されません。従って機動兵器に対する艦船ユニットの有用性が少しだけ高まったのではないかな、と思います。

行動チット引きを緩和する選択ルール

選択ルール16.0項を見直しました。今までの16.0項は「おまけ」的な色彩が強かったのですが、今回の16.0項は「採用を強く奨める選択ルール」という体裁になっています。詳しくはVer3.0のルールブックを参照してください。

今後

とまあこんな感じで見直しをしました。
今回は上記ルール見直しと並行し、VASSAL版の「決戦!ア・バオア・クー」作成も進めています。
今までマップやユニット自作の手間もあってプレイする機会の少なかった本作ですが、VASSAL版の発表によりプレイされる機会が増えると嬉しいな、と思ったりもしています。

もう1点。こちらは半分冗談なのですが、「ユニット毎の特殊ルール」も用意しています。例えばシャアの赤ゲルググの場合「さらにできるようになったな」と叫ぶことによって自分に対する「撃破」の結果を「混乱」に変えるとか、ランバラルの場合「ザクとは違うのだよ、ザクとは」と叫ぶことによって相手に振り直しを命じることができたりです。今アイデアを考えている途中で、連邦、ジオン合わせて7個ぐらい思いつきました。

とまあこんな感じで「決戦!ア・バオア・クー」も(よろしければ)楽しんでやって下さい。