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こちらで予告したとおり、YSGAさんの3連休例会に参加し、Conflict of Heroesをプレイしました。

注:Conflict of Heroesシリーズは、第2次世界大戦における地上戦闘を車両1両、火砲1門、歩兵1個単位で描くボードシミュレーションゲームです。出版は米国Academy Games社。

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1.Awaking the Bear ボーナスシナリオ2 Smolensk Breakout

まずは簡単なシナリオということで、マップ1枚、歩兵部隊のみが登場するシナリオを選択しました。Academy Games社のホームページに発表されているボーナスシナリオです。
このシナリオは1941年7月にスモレンスク周辺で包囲されたソ連軍部隊の撤退路を確保するために、ドイツ軍が陣取る村落をソ連軍歩兵部隊が包囲攻撃するというものです。搭乗する兵力は両軍とも歩兵および機関銃チームのみ。ユニット数は10個づつ。車両や重火器といった面倒なものは一切登場しません。
プレイヤーは4名。私はソ連軍の第1プレイヤーを担当しました。

ソ連軍担当ですが兵力面では優位なし。部隊の質は当然ながらドイツ軍の方が上。しかも攻撃側。これで「どうやって攻撃せえちゅうねん」というのが最初の印象でした。

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セットアップ時のドイツ軍配置

第1Turn

マップ中央の村落に陣取るファシスト軍に対し、ソ連軍は村の南北から進入する。私は南方攻撃部隊(歩兵5個分隊からなる小隊規模の部隊)を率いて遮蔽物を利用しつつ村落に接近。と、正面に陣取るファシスト軍LMGチームがいきなり火線を開いた。敵には優秀な指揮官がいたのであろう(CAPを射撃修正に惜しげもなく投入)。狙撃兵分隊がいきなり壊滅してしまった。先が思いやれる・・・。
しかしすぐにSMG分隊が仇討を果たす。特殊カードを利用して敵LMGチームに肉薄。手榴弾と銃剣突撃でLMGチームを撃破(6ゾロなんていらんのに)。さらに通りを挟んで建物に陣取るファシスト軍歩兵分隊を側面射撃で撃破。

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第1ターンにおけるソ連軍の進撃。赤丸のヘクスに陣取っていたファシスト軍LMGチームを撃破した。

第2Turn

先のターンに善戦したSMG分隊が敵の反撃を受けて壊滅した(ちょっと悲しい)。このターンは赤軍歩兵にいま一つやる気なし(APのダイス振るわず)。戦果があがらない。

第3Turn

指揮官が督戦したのであろうか。先ほどのターンいま一つやる気が出ていなかった赤軍歩兵が、このターンは奮起した。近接射撃で独軍歩兵を撃破。さらにLMG陣地に近接突撃を加えてこれを撃破。
このような戦果によって町の中心部はほぼ制圧した赤軍部隊。しかし道路交差点を独軍歩兵分隊が孤立しながらも頑張っている状況なのでVP的には辛くなってきた。

第4Turn

このターン、終盤の近接射撃で敵歩兵を撃破したが、重要拠点は依然としてファシスト軍が支配した。この段階で時既に遅し。パスによってターンを途中で切られてしまい、得点的にソ連側に勝機がなくなってしまったのでここで終了としました。

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村落はほぼ全域がソ連軍の支配する所となったが、勝利得点的にソ連軍の勝利はほぼ不可能となった。

感想

OBを見た時には独ソ同兵力なので、「これで攻撃側の赤軍にどないせえちゅうねん」と思いました。プレイしてみると村落を南北からソ連軍は挟むような配置になっているので、独軍の弱点を突く形になり損害を強いることができました。
結局時間切れで負けてしまいましたが、計画性がなかったのが敗因です。