
JR九州の肥薩線といえば、熊本県の八代駅と鹿児島県隼人駅を結ぶ124kmの路線です。
かつては急行「えびの」、「くまがわ」やローカル色豊かな鈍行列車が走る典型的なローカル線でしたが、2004年の九州新幹線部分開業を期に観光路線として注目されはじめ、現在は特急「隼人の風」、観光列車「いさぶろう・しんぺい」等の個性豊かな観光列車が走っています。
今回その肥薩線に乗ってきました。
かつては急行「えびの」、「くまがわ」やローカル色豊かな鈍行列車が走る典型的なローカル線でしたが、2004年の九州新幹線部分開業を期に観光路線として注目されはじめ、現在は特急「隼人の風」、観光列車「いさぶろう・しんぺい」等の個性豊かな観光列車が走っています。
今回その肥薩線に乗ってきました。
特急「隼人の風」
最初に乗ったのは特急「隼人の風」2号。鹿児島中央駅を0927に発車する列車です。朝の鹿児島中央駅はラッシュ時の喧騒も過ぎて閑散とした空気が漂っていました。「隼人の風」は旧式ディーゼル車の改造車2両編成。外見こそ古いですが、内部は完全に一新されています。

鹿児島中央駅を発車した列車は右手に錦江湾や桜島を臨みながらノンビリ走り、隼人駅から本命の肥薩線に入っていきます。
肥薩線の魅力は鄙びた車窓風景と風情あふれる駅舎の数々。特に嘉例川駅や大隅横川駅は明治時代に造られた駅舎がそのまま残っています。「隼人の風」はこれらの駅でそれぞれ数分の停車時間があり、駅舎をじっくりと観察することができます。
肥薩線の魅力は鄙びた車窓風景と風情あふれる駅舎の数々。特に嘉例川駅や大隅横川駅は明治時代に造られた駅舎がそのまま残っています。「隼人の風」はこれらの駅でそれぞれ数分の停車時間があり、駅舎をじっくりと観察することができます。
・嘉例川駅
肥薩線に入ってから最初の停車駅がこの駅です。先にも書いた通り明治時代からそのまま残されている駅舎が魅力です。駅員さんはいませんが、雑記帳のようなノートがあります。ちなみに駅のホームに女子高生らしい女の子が2人屯っていたので、車掌さんに「あの子たちは駅の関係者ですか?」と尋ねたところ、「いやいや、全然関係ないよ。多分サボりでしょ」とのことでした。のんきだね。
肥薩線に入ってから最初の停車駅がこの駅です。先にも書いた通り明治時代からそのまま残されている駅舎が魅力です。駅員さんはいませんが、雑記帳のようなノートがあります。ちなみに駅のホームに女子高生らしい女の子が2人屯っていたので、車掌さんに「あの子たちは駅の関係者ですか?」と尋ねたところ、「いやいや、全然関係ないよ。多分サボりでしょ」とのことでした。のんきだね。

・霧島温泉口駅
駅名と同じく霧島温泉へ向かうバス便が出ています。といっても霧島温泉へ行くのにバスを使う人はそれほど多くないようにも思うのですが・・・。この駅は駅舎ではなく地元の人による名産品の販売が魅力です。お茶とか駄菓子のサービスがあるので、早速頂戴いたしました。ちなみに駅前に看板が飾っているのですが、それが「龍馬伝」ではなく「篤姫」だったので、のんきだなあ。
駅名と同じく霧島温泉へ向かうバス便が出ています。といっても霧島温泉へ行くのにバスを使う人はそれほど多くないようにも思うのですが・・・。この駅は駅舎ではなく地元の人による名産品の販売が魅力です。お茶とか駄菓子のサービスがあるので、早速頂戴いたしました。ちなみに駅前に看板が飾っているのですが、それが「龍馬伝」ではなく「篤姫」だったので、のんきだなあ。

・大隅横川駅
ここは嘉例川と同じく古い駅舎が魅力です。この駅の柱には戦時中に受けた機銃掃射の跡がありました。人差し指が丁度入るくらいなので、0.5インチ級だと思います。
ここは嘉例川と同じく古い駅舎が魅力です。この駅の柱には戦時中に受けた機銃掃射の跡がありました。人差し指が丁度入るくらいなので、0.5インチ級だと思います。


そんなこんなで「隼人の風」を楽しんできました。私が乗った日は比較的乗客が少なめで(10名前後かな?)、ノンビリと旅を楽しめました。乗務員さんの話によると、多い日は2両編成の車両が一杯になるくらい乗ることもあるそうです。賑やかな方が好きな方はとにかく、私のようにノンビリ旅派は人が少ない方が嬉しいです。

「隼人の風」が吉松駅に着いたのが1100前。次に乗るのは観光列車「しんぺい」号です。「しんぺい」号の発車まで1時間弱の待ち時間がありますが、「しんぺい」号は比較的早く入線してくるので退屈することはありません。
「しんぺお」号は鈍行列車。先ほどの「隼人の風」と同じく旧型ディーゼル車を改造した車両で、外見こそ古めかしいですが、内装は完全な観光列車です。観光列車ということで全車がほぼ指定席化されています。私は指定席券を購入していなかったので車内で発券してもらいました。
「しんぺお」号は鈍行列車。先ほどの「隼人の風」と同じく旧型ディーゼル車を改造した車両で、外見こそ古めかしいですが、内装は完全な観光列車です。観光列車ということで全車がほぼ指定席化されています。私は指定席券を購入していなかったので車内で発券してもらいました。

先ほどの「隼人の風」の魅力が古風な駅舎や地元の人たちとの語らいだとすれば、この「しんぺい」号の魅力はなんといっても車窓風景です。特に真幸駅を出てしばらく走ると目に入ってくる矢岳越えの景観は「日本三大車窓の1つ」と言われているそうです。

「日本三大車窓」です。残念ながらこの日はガスがかかっていたので、霧島連山はハッキリとは見えませんでした。
途中駅では真幸駅では地元の方が名産品を販売してくれます。矢岳駅では展示してあるSLを見ることができます。大畑駅はループ線の中にスイッチバックがあるという珍しい形態の駅です。

真幸駅のスイッチバックから真幸駅を見下ろす。少し見えにくいですが、地元の人たちが手を振ってくれています。
乗車時間は1時間強です。見所の多い楽しい路線なのですが、欲を言えばもう少し乗車時間があっても良かったかな、と思いました。1時間強という乗車時間では、「あれー、もう人吉に着いちゃうの?」という感じで、少し物足らない感じがしました。
特急「九州横断特急」
人吉から八代までは「九州横断特急」に乗りました。この列車は「九州横断特急」の名称の通り、九州を横断する特急列車で、人吉-熊本-大分-別府という経路を約4時間で運転します。今回乗ったのは人吉-八代間の1時間弱ですが、球磨川の景観が楽しめる路線でした。ちなみに球磨川は「日本三大急流の1つ」と言われているそうです。
余談ついでに、この列車には車販嬢が乗務していたのですが、この車販嬢は先ほど「しんぺい」号で観光案内をしてくれた方と同じ人でした。面白そうだったので少し話してみると、なんでも朝の新幹線で鹿児島から人吉、吉松に入り、午後に同じ路線で鹿児島に戻るそうです。「霧島は今ミヤマキリシマが見ごろですから是非行ってみてください」とのことでしたけど、「もう登ってきました」とはさすがに言えませんでした。
まとめ
全般的に楽しい路線でした。途中で何度か乗り換えがあり、そのため個々の列車に乗っている時間は「ちょっと少ないかな?」と思える部分もありましたが、視点を変えれば雰囲気の違う列車を楽しむことができます。私が乗った日は平日で比較的お客さんの少ない時期でしたが、車掌さんや乗務員さんも平日がお奨めと言ってました。まあ九州旅行自体それほど機会がない上に平日休みというのも難しいですが、機会があれば平日の肥薩線をおお奨めしたいです。駅弁疑惑
おまけとして少し気になるお話を。「しんぺい」号の車内で弁当を買いました。この弁当、駅弁にしてはなかなか美味で良かったのですが、食べた後からどうもお腹が柔らかくなってしまいました。気になったので賞味期限を見てみると、期限切れではなかったです。JR九州に限って大丈夫だとは思うのですが、食品偽装問題がいくつか明らかになっている昨今、少し気になってしまいました。
疑惑の駅弁。ちなみにこの日は月曜日。休日の売れ残りを賞味期限を張替えて・・・・てことは、ないよねえ・・・???
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