
私の生まれは所謂大阪府の北摂地方ですが、この周辺には160番台の国道が多いです。私が通った自動車教習所の近くを国道163号線。琵琶湖西岸には国道161号線。京阪電車の交野線沿いには国道168号線といった具合。
そんな中、以前から「全線走ってみたい」と思っていた国道がありました。それが国道169号線。奈良市の奈良県庁東交差点を出発点とし、和歌山県新宮市の富井大橋南詰をゴールとする全長約160kmの一般国道です。
そんな中、以前から「全線走ってみたい」と思っていた国道がありました。それが国道169号線。奈良市の奈良県庁東交差点を出発点とし、和歌山県新宮市の富井大橋南詰をゴールとする全長約160kmの一般国道です。
この国道の魅力は、山岳風景の素晴らしさと沿線に点在する数多くの温泉です。今回この国道169号線を走ってみました。
名阪国道の天理ICを降りた所が国道169号線との交差点になっています。そこから国道は奈良盆地東部を南下。天理、桜井、樫原といった奈良の主要都市部を走ります。その間は完全な市街地。レストラン、レンタルビデオ、本屋といった店が並ぶ典型的な道路景観です。
飛鳥を過ぎ、高取町に入ると、ようやく辺りは都市部の景観から抜け出しました。芦原トンネルを抜けて吉野に入り、右手に吉野川を見ながら走ります。吉野を過ぎると山間部に入り、川上村に入ると吉野川の渓谷がより深くなってきます。いくつかのダムを過ぎると全長約2kmの新伯母ヶ峰トンネル。ここを抜けると分水嶺を越え、北山川が南に向けて流れていきます。

長い下り坂の途中に吉野路上北山の道の駅があります。最近は温泉設備を併設した道の駅が多くなっていますが、この吉野路上北山も温泉設備を併設した道の駅。機会があれば別途紹介します。

道路は北山川に沿ってさらに南下を続けます。走りやすい二車線の道路。対向車も少なく、快適なドライブが楽しめます。巨大な池原ダムの下流に広がる下北山集落は、この路線にあっては貴重な集落。小さな商店もあります。

集落を抜けると三重県に入り、熊野市五郷の交差点で国道309号と別れると、国道169号線は一挙にローカル色豊かな路線になります。道幅は狭くなり、対向車にドキドキするようなすれ違い。途中に七色ダム、とろ温泉、瀞峡といった見所はありますが、観光以外ではあまりお奨めしたくない路線です。ちなみに昨年私の愛車がパンクしたのは丁度この路線でした。



三重と和歌山の健在を走り、北山川が熊野川に合流する地点が国道169号線のゴールです。ここから国道168号線を使って新宮方面に出るもよし。本宮方面に向って熊野古道を目指すのもまた良しです。


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