
Normadny'44は米GMT社が2010年夏に発売を開始したシミュレーションゲームです。1944年6月におけるノルマンディの戦いを1Turn1日、1ヘクス3.8km、1ユニット大隊~連隊で描きます。
第6Turn(6月11日)曇天3
このTurnより英軍のマルベリーが活動を開始する。しかしその時戦場を厚い雲が覆った。独軍待望の反撃が開始される。ドイツ軍の反撃は3ヶ所で実施され、第12SS装甲師団、第21装甲師団、戦車教導師団の各部隊が参加した。オルヌ川東岸地区では、第21装甲師団を主力とする部隊が英第3歩兵師団、第6空挺師団が守る橋頭保を撃破した。カーン西方では戦車教導師団を主力とする部隊がカナダ軍第3歩兵師団を撃破した。しかし戦車教導師団はすぐに英第15歩兵師団から再反撃を受け、大損害を受けて後退していった。
第6Turn終了時の全体像

カーン、オルヌ川戦線

コタンタン半島
第7Turn(6月12日)曇天3
このTurnより米軍のマルベリーも活動を開始する。カーンの前面では英独両軍の激しい攻防戦が続く。両軍とも一歩も譲らず。コタンタン半島ではクリスベック砲台を巡る戦いが続く。ここでも独軍守備隊が一歩も引かずに奮戦を続けるが、その抵抗は次第に苦しくなってきた。
第8Turn(6月13日)曇天3
3日連続で曇り空が続く。カーン前面ではドイツ軍による攻撃が続いている。戦車教導師団と第12SS装甲師団「ヒトラーユーゲント」が攻撃の主力。いずれも強力なパンター戦車を装備している。その攻撃がいずれも成功。ペガサス橋西岸を独軍が確保。オルヌ川東岸で頑張る英空挺部隊は孤立した。
英軍も黙ってはいない。直ちに反撃を実施。新鋭の第43歩兵師団が戦車大隊と砲兵、艦砲射撃の支援を受けて第12SS装甲師団を攻撃した。パンター戦車の抵抗を受けるも攻撃は見事に成功。独第12SS装甲師団は後退を余儀なくされた。オルヌ川東岸を守る空挺部隊は再び連絡線を回復した。米軍の担当するコタンタン半島では米軍がようやくクリスベック砲台を占領した。さらに米軍は海岸沿いに前進し、海岸地帯の独軍沿岸砲台をほぼ掃討するに成功していた。

第9Turn(6月14日)曇天2
ティーガー戦車登場。早速攻撃に投入する。オルヌ川東岸で頑張っている英空挺師団に対して第21装甲師団を主体とする部隊が攻撃を開始。その先頭に立つのはティーガー戦車大隊。攻撃は成功し、オルヌ川東岸の空挺部隊は追い払われた。米英軍の攻撃は今一つ。独軍各部隊の奮戦によって連合軍の大きな前進はない。

第9Turn終了時カーン戦線
第10Turn(6月15日)晴天4
天候が晴れた。独軍は度重なる攻撃によって砲弾用弾薬が底をつきつつあった。このTurn独軍は攻勢を見合わせる。米英軍の攻撃。米軍戦線では大きな動きはなかったが、独軍戦線を着実に弱体化していった。
英軍戦線では第49歩兵師団と第7機甲師団「デザートラッツ」がカーン西方を攻撃。2ヶ所で戦線を突破し、独軍戦線を大いに後退せしめた。

第11Turn(6月16日)晴天6
大空は真っ青な青空が広がっている。上空を連合軍機が飛び回っている。独軍にとって忌々しい天気。しかし独軍はカーン前面に迫る英軍に対して反撃するしかない。2ヶ所に渡って行われた攻撃は、しかし連合軍戦闘爆撃機の飛来(ヤーボ表で4と5の目が出た)と強力な砲兵支援によって失敗に終わった。コタンタン半島でも激戦が繰り広げられていたが、カランタン地区で米第82空挺師団の部隊が独軍戦線の一部を突破することに成功した。
第12Turn(6月17日)晴天6
またもや晴天。2日後には嵐が吹き荒れるので、独軍はそれまで我慢の一手である。英軍戦線では英機甲師団を主体とする機動部隊がカーン正面から西方へシフト。やや防御線の薄弱なボカージュ地帯を攻撃する。独軍はボカージュ地帯では「断固たる防御」を使わず、英軍の攻撃を受け流した。
カーン正面では英第3歩兵師団を主体とする部隊が低比率(1-2)にも関わらず艦砲、空爆、砲撃の支援を受けて猛攻をかけてきた。ダイス6を出してD1の結果を得た英軍に対し、独軍もネーヴェルベルファーロケット砲を投入した断固たる防御でEXを出して一歩も譲らず。

第12Turn終了時
米軍戦線では動きがあった。コタンタン半島では、D-Day以来のベテラン部隊である米第4歩兵師団「アイヴィ」がLaPonelleの112高地(ヘクス3511)を守る独軍部隊を攻撃。独第3降下猟兵師団所属のエリート部隊を撃破して112高地を奪取した。この結果、米軍はコタンタン半島橋頭保から北へ抜ける突破口を啓開したことになった。
オマハ海岸地区でも動きがあった。要域イシニー・シュル・メール(ヘクス2512)に対する米第29歩兵師団「ブルーアンドグレー」、第30歩兵師団「オールドヒッコリー」による攻撃は、戦車シフト、空爆、砲兵の3点セットで4-1の比率まで持っていったにも関わらず失敗した(1の目を出してEX)。しかしその南、ヘクス2316のボカージュ地帯を守る独軍精鋭(88mm高射砲、第17SS装甲擲弾兵師団を含む)に対して実施された米第79歩兵師団の攻撃は、支援3点セットによって4-1まで持っていってDRを結果を出し、陣地効果を期待して独軍が実施した「断固とした防御」がスカに終わって独軍後退という結果になった。米軍戦線で独軍側は苦境に立たされた。
好機とばかりに予備移動を生かして突進してきた新鋭米第2機甲師団「ヘルオンホイールズ」の2個連隊がイシニー・シュル・メールを攻撃。戦車効果と砲兵支援で3-1の比率まで持っていったが、結果は振るわずEX。米軍はこのTurn、イシニー・シュル・メールを陥落させることはできなかった。

という訳で紙面が尽きた。続きはまた後ほど。
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