World at War誌はStrategy & Tactics誌の第2次大戦版です。これまでに17作品が出版されており、その中には珊瑚海海戦や真珠湾上陸作戦(仮想戦)等我々に馴染みの深いテーマも取り扱われています。
今回紹介する「南太平洋キャンペーン1942-1943」はWorld at War誌18号の附録ゲームで、タイトル通り1942年~43年における南太平洋戦線を扱います。
1ユニットは正規空母1隻又は軽空母1~2隻又は戦艦2隻又は巡洋艦4隻又は駆逐艦6~8隻の艦艇(空母は艦載機含む)。数十機の航空機。連隊から師団規模の地上部隊を示します。1ターンは実際の2週間~2ヶ月を示します。
マップはエリアに区切られ、1インチが実際の90マイルです。デザイナーはジョセフ・ミランダ氏。
マップはエリアに区切られ、1インチが実際の90マイルです。デザイナーはジョセフ・ミランダ氏。
ターンシークエンスは、ランダムイベント、アクションを日本軍、連合軍の順に1回づつ実施するという単純なもの。アクションの種類が結構沢山あるので使いこなすのは大変そうですが、1ターンに実施できるアクションが1つしかないので、プレイはそれほど困難ではないかも知れません。巷の情報によると「Red Dragons Rising」のシステムだとのことです。
機会があればプレイしてみたい作品です。
P-47サンダーボルト。戦術級ゲーム以外、しかも太平洋戦線でサンダーボルトが登場するゲームって本作ぐらいかも・・・。