白山は、富山県、石川県、福井県、岐阜県の4県にまたがる両白山地の最高峰です。標高は2702m。3000mには及びませんが、富士山、日本アルプスの山々を除けば日本でもトップクラスの高さです。
今夏、その白山に登りました。
今夏、その白山に登りました。

市ノ瀬のバスターミナル
別当出合に着いたのは0716でした。そこで準備を整え、出発したのは0730。天気快晴。目の前に見える吊り橋を渡ると、いよいよ白山に入って行きます。

最初から急登になります。まだ体力が十分残っているので30分ほどで標高1300mの中飯場に到着。ここには綺麗なトイレもあり、休憩するには手頃な場所です。

中飯場からいよいよ本格的な登りになってきます。別当谷と甚之助谷に挟まれた稜線部分が砂防新道と呼ばれる登山道。キツイ山道ですが、それでも時折涼しい風が吹き抜けて火照った体を冷やしてくれます。1時間余り歩いた所で甚之助避難小屋に到着しました。

先ほどまで青かった空はいつの間にか白い雲に覆われてきました。ポツポツと雨も降ってきます。ザックから慌てて雨具を取り出し、準備しました。南条分岐から黒ボコ岩を目指し、山肌に沿った急な坂道を登って行きます。遂に雨が降って来たので雨具を被って先を急ぎます。

1時間半ほど歩いてようやく標高2320mの黒ボコ岩に到着。ここまで来たら室堂センターは後少しです。周囲に見える景観を楽しみながら一休みしました。

黒ボコ岩からは弥陀ヶ原と呼ばれる高層湿原を歩いて行きます。最後の急登を登りつめた上が室堂センター。黒ボコ岩からの所要時間は20~30分程でした。今日はこの室堂センターに1泊することにしました。










