The Caucasus Campaginをプレイしました。
このゲームは2009年に米国GMT社から出版されたシミュレーションゲームで、1942年夏から秋にかけてソ連とドイツ、ルーマニア、イタリア等の枢軸軍との間で繰り広げられたコーカサス戦域を再現するシミュレーションゲームです。1ユニットは師団が中心で、1Hex=18マイル、Turn=1週間のスケールです。
このゲームは2009年に米国GMT社から出版されたシミュレーションゲームで、1942年夏から秋にかけてソ連とドイツ、ルーマニア、イタリア等の枢軸軍との間で繰り広げられたコーカサス戦域を再現するシミュレーションゲームです。1ユニットは師団が中心で、1Hex=18マイル、Turn=1週間のスケールです。
私の担当はソ連軍です。
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7Turn(1942年9月第2週)

このTurn、黒海沿岸の、ノヴォロシースク(Novorossiysk 2241及びトゥアプセー(Tuapse 2537)に対する枢軸軍の攻撃はいずれも失敗。ただし戦線北方の村落エリスタ(Elista 1522)が独軍歩兵師団2個による攻撃を受けて陥落した。
ソ連軍はノガリ平原で枢軸軍の北翼を形成する独フェルミー(Felmy)自動車化軍団(3-4-6)とスロヴァキア第1自動車化歩兵師団(3-5-5)からなるスタックを3-1で包囲攻撃。結果DRで見事に包囲せん滅。反撃による初の戦果をあげた。
現在12VP

8Turn(1942年9月第3週)
黒海沿岸のノヴォロシースク及びトゥアプセーではなおも激戦が続いているが、大きな進展はなし。テレーク川戦線では、枢軸側が装甲兵力を集中してナーリチク(Nalchik 2724)を奪取した。
ソ連軍はテーレク川(Terek R.)北岸地区で反撃を実施したが、結果EXで大きな戦果はなし。
現在13VP

現在13VP

10Turn(1942年10月第1週)

さらに冬が近づくにつれてコーカサス山脈の山々には雪が降り積もっていた。積雪のため峠道は大半が閉鎖され、山間部で通行可能な道路はグルシア軍道(The Georgian Military Highway)のみとなった。
このTurn、ソ連軍は第4親衛騎兵軍団を編成し、ノガリ平原北部で反撃に転じた。ソ連軍の意図は、ノガリ平原北部で反撃を実施することにより、テレーク川南方に進出している枢軸軍機甲部隊を北に引き寄せることであった。が、果たして上手くいくのか?。
ソ連軍の反撃は成功し、枢軸軍は戦線後退を余議なくされた。しかし枢軸軍機甲部隊主力は相変わらずテレーク川南岸で頑張っている状態であり、陽動作戦は失敗したかに思えた。
現在13VP

11Turn(1942年10月第2週)

テレーク川戦線では、テレーク川北岸地区でソ連側が反撃を実施。独歩兵師団1個を葬った。
現在13VP

12Turn(1942年10月第3週)

このTurn、ノボローシスクが陥落した。ノボローシスク攻略戦に従事していたのはルーマニア軍4個師団を筆頭する計8個の枢軸軍師団である。彼らはノボローシスクを抜けて黒海沿岸を南下。次の激戦地トゥアプセーに向う。そのトゥアプセーでは、独山岳兵師団とソ連軍部隊がお互いに一歩も引かない戦いを繰り広げていた。
テレーク川戦線では、テレーク川南岸地区でドイツ軍が装甲兵力を集中して攻勢を仕掛けてきた。目指すは大都市グローズヌイ(Grozny 2819)。ここの3VPを確保して一気にVPラインをクリアするのが狙いだ。グローズヌイ前面の防衛線にはNKVD師団と対戦車砲旅団が待ち構える。スターリングラード方面より舞い戻ったリヒトホーフェン第8航空軍団の支援の元、独軍の攻撃は猛烈を極めたが、ソ連軍はギリギリでこれに耐えた。
現在15VP

13Turn(1942年10月第4週)

その頃、北コーカサスの村落エリスタに対して第5親衛戦車旅団を主力とするソ連軍が攻撃を仕掛けた。オッズ3-1攻撃は成功。枢軸軍東方グループに所属する1個大隊の守備隊は壊滅し、エリスタはソ連軍の支配するところとなった。
この段階でVP値は14点。枢軸軍としては、この後トゥアプセー、ソチ、グローズヌイを支配できればVPが20点になるので勝利できるが、それは殆ど不可能な難事であった。時間も時間だったので枢軸軍は勝利を諦め、1Turn残した形であったが、この時点でゲーム終了となった。
最終VP=14VP(ソ連軍勝利)

感想


今回のプレイに要した時間は10~11時間。ソロプレイの場合は8時間程度でフルターンを完遂できたのですが、今回はそうは行きませんでした。今回のプレイでは通常よりも雨が多かったにも関わらずこの結果ですから、通常のダイス目でフルターンプレイすると1日では終わらないかもしれません。その辺り要注意です。










