
概要
Battle for Germanyはコマンドマガジン102号の付録ゲームです。テーマは1945年におけるドイツ本土決戦です。
本ゲームの特徴的な点は、プレイヤーがドイツ軍と連合軍とに分かれて争うのではなく、一方のプレイヤーが西側連合軍、もう一方のプレイヤーがソ連軍を担当し、それぞれ相手プレイヤーが担当するドイツ軍と戦います。
本ゲームの基本システムはシンプルであり、ZOCあり、ZOCtoZOC移動禁止、スタックは原則2ユニットまで、比率式のメイアタック、戦闘後前進1ヘクス、といった感じです。SLGに慣れたプレイヤーであれば、その場の口頭説明でも十分プレイ可能です。
Battle for Germanyについて詳しくは --> こちら

ゲーム展開
今回はソロプレイしてみました。細かい展開は省略しますが、結果から言えばほぼ史実通りの展開になりました。
序盤は兵力に勝るソ連軍が激しく進撃するのに対し、地形の厳しい西部戦線の西側連合軍は独軍の激しい抵抗に悩まされてなかなかすんなり前進できません。
後半に入ると高比率攻撃を食らってユニット数を減らしたドイツ軍の戦線が徐々に弱体化し、東西両戦線から西側連合軍、ソ連軍がドイツ本土中心部に向けて前進を食いこんでいくという展開になっていきます。
結局最終TURNにソ連軍はベルリンを攻略。西側連合軍もエルベ川の線を少し超えた所まで進出してきました。
ゲーム終了時のVPは西側連合軍22VP、ソ連軍25VPでソ連軍の勝利。史実通りの結果なら、ベルリンの10VPがデカイのでソ連軍の勝利は動かないようです。西側連合軍としては史実を上回る戦果を上げる必要がありますが、西部戦線のドイツ軍は部隊密度が高くなかなか難しい。なんとか2-1以上の比率にもっていき、ExかDe狙いでドイツ軍ユニットを減らしていくしかないと思われます。

感想
プレイ時間は約3~4時間。Race to Tokyoに比べるとやや難度が上がっていますが、それでも基本システムがシンプルなのでサクサク進みます。SPIから出版されたのが1975年ですから今からもう37年前。半世紀近くも前の作品ですが、現時点でも輝きを失っていないことは驚異的ですらあります。さすがは天才ダニガン。機会があれば米ソ戦シナリオを試してみたいです。