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4/8ソフィア会参加から2週間ぶりの対外戦は、ソフィア会の時と同じく新作「マンシュタイン最後の戦い」をプレイしました。場所は東京ミドルアース例会。対戦相手は柴龍さんです。下名は前回同様ドイツ軍を担当しました。

1Turn(1943年8月)

イメージ 8ソ連軍は戦線北翼に展開するヴォロネシ方面軍に対して命令チット2枚を投入。ドイツ第4装甲軍を各所で包囲殲滅せんとしてきた。奇襲を受けたドイツ軍(このTURNは命令チットを3枚しか使えない)は、ソ連軍の猛攻に対して有効な対処ができず、装甲師団1個、歩兵師団3個を失い、装甲師団1個、歩兵師団3個がステップロスを食らった。

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2Turn(1943年9月)

イメージ 9危機的な状況に瀕していたドイツ第4装甲軍を守るため、出鼻でマンシュタイン割り込みを実施した。第4装甲軍は西へ後退してソ連軍との距離を確保しつつ、一列横隊からスタック防御の拠点防御方式に切り替えた。そのためか、第4装甲軍正面はやや安定を見せた。

ハリコフ正面に対してはソ連軍ステップ方面軍の猛攻が始まっていた。ハリコフ(Kharkov 2634)に対する死守命令はマンシュタイン命令によって陥落寸前で解除されたが、死守命令解除によって抵抗力を失ったハリコフはアッサリと陥落してしまう。

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3Turn(1943年10月)

イメージ 10北部戦線ではマンシュタインによる割り込み命令を行い、装甲兵力による反撃を実施した。ソ連ヴォロネシ方面軍に所属する戦車/機械化軍団計4個を撃破した。これで少しはヴォロネシ方面軍の脅威が下がってくれれば良いのだが・・・・。あとはとにかく後退する。ドニエプル川の線まで下がれば、まずは安心だ。後退する途上でSSヴィーキング装甲師団がソ連軍の包囲攻撃を受けて壊滅。他に装甲師団1個と歩兵師団1個が盤の北端付近で包囲されて退路を失ってしまう。しかし残った部隊はようやくソ連軍との距離をある程度を広げることに成功した。ソ連側司令部の前進速度が最前線に追従できないのが原因か・・・?。

南部戦線ではスタックによる防御線を徐々に後退させつつあるドイツ軍に対し、ソ連軍はサドンデス対象都市であるスターリノ(Stalino 1338))に迫る。しかし死守命令が効いている都市は後退をステップロスに切り替える機能があるのでそう簡単には陥落しない。ドイツ軍はスターリノを防御の軸としつつ、その両翼の部隊を徐々に後退させていった。

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4Turn(1943年11月)

イメージ 11スターリノでの抵抗はまだ続いているが、既に時間の問題である。包囲されたまま動きの取れない部隊を除いて、ドイツ軍主力はドニエプル川西岸への後退に成功した。ようやく前線が安定化してきたドイツ軍。しかしこれまでの損害は装甲師団2個、歩兵師団14個、保安師団2個の計18個師団に及んだ。師団数でいえば、全兵力の40%以上を損失したことになる。

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5Turn(1943年12月)

イメージ 12ソ連軍の空挺部隊がキエフ(Kiev 2918)北方に降下してきた。直ちにドイツ装甲兵力をそちらに差し向けて空挺堡を踏みつぶす。クレメンチューク(Kremencuk 1926))付近でソ連軍がドニエプル川を渡河してきた。ドイツ装甲兵力の反撃によってソ連機械化軍団1個が撃破されて後退。しかしクレメンチュークの渡河点を潰すには至っていない。
ドニエプル川に沿った戦線は概ね安定していたが、ドニエプロペトロフスク(Dnepropetrovsk 1631))を軸とする湾曲部では、ソ連軍がドニエプル川を渡河し、川の西岸地区になだれ込んできた。

このTURN、スターリノ陥落

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6Turn(1944年1月)

イメージ 13クレメンチューク、さらにはカーネフ(Kaniv 2421)付近で渡河点を確保したソ連軍はドニエプル川を越える。ドニエプロペトロフスクも包囲下にあり、陥落の危機が迫ってくる。
このTURN、ドイツ軍は2回に渡って反撃を実施した。最初の反撃でソ連軍最強の親衛戦車軍団(6-4-6)2個を完全に撃破。その次の反撃でソ連軍機械化軍団2個をも壊滅に追い込んだ。
反撃成功を見届けた後、ドイツ軍主力は後退。ドニエプル川湾曲部を放棄して戦線の短縮化を図りつつ、キロホグラード(Kirovograd 1623)からケルソン(Kherson 0424)の間に馬蹄形の防御線を敷いた。

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7Turn(1944年2月)

イメージ 14ソ連軍はドニエプロペトロフスクを完全包囲しつつ、主力はキロホグラードに接近。キロホグラード~チェルカッシー(Cherkassy 2323)間でドイツ軍戦線を食い破った。しかしそこの隙が生まれた。マンシュタインチットの連続使用によるドイツ軍の猛反撃が始まる・・・。

装甲師団8個、機械化歩兵師団1個、その他の支援を得て行われた独軍の反撃は、キロホグラード周辺のソ連軍機械化部隊を徹底的に叩いた。包囲され、殲滅されているソ連軍部隊。独軍による一連の反撃が終了した時、ドニエプル川西岸地区に進出したソ連軍のうち、戦闘能力を残しているソ連軍機械化部隊が、もう数える程しか残っていなかった。

感想

最終TURNまで行かなかったのですが、時間が来たのでここでお開きとしました。勝敗は明らかにならなかったのですが、個人的には勝ったと思っています。勿論身贔屓も含めてです。

今回は独軍を担当したので、主に以下の方針で戦いました。
 1.とにかくドニエプル川までは一目散に逃げる。
 2.敵機械化部隊を撃破できる可能性があれば、しつこく攻撃する。
結果的には概ね巧く行ったのではないかと思っています。

ゲームについては、技巧的な面が強過ぎるキライはあるものの(特にドイツ軍)、その点を割り切って考えれば良いゲームだと思います。一つ気になるのがソ連空挺部隊の運用についてです。ルール上降下できない地形がないので、独軍が手を出しにくいプリピャチ湿地の奥地が一番空挺降下するに好都合だったりします。これはいくらなんでも変なので、以下の新ルールを提唱します。

13.2 空挺降下
(追加)空挺堡マーカーは湿地に配置することはできません。