フリートシリーズの最終作"Third Fleet"。その最終シナリオであるシナリオ12「Soviet Offensive in the North Atlantic」をプレイしました。シナリオの詳細はこちらをご覧下さい。
今回の参加者は3名。下名はソ連側を担当しました。
前回までのあらすじ-->こちら
4Turn(2日目午前)
ランダムイベント
ランダムイベントでソ連側に指揮混乱発生した。痛い、痛すぎる。大西洋南部、スコットランド、ノルウェー海の各海域で「混乱」が適用され、それらの海域に対しては一切の戦略航空作戦任務が実行不可能になってしまう。さらにこれらの海域から発進する航空任務も実施不可能になる。「混乱」の影響は3TURN継続されるので、このままでは任務が遂行できない。仕方がない。スコットランド近海に展開中の我が空母機動部隊はノルウェー海方面に後退するしかない。ランダムイベントは第4Turn以降の毎午前TURN(第4,7,10,13・・・)に判定される。イベントの結果は、混乱、コマンド部隊による襲撃、衛星偵察、航空機補充の4種類があり、いずれもかなり効果が大きい。イベントは一方的にどちらかを利するものばかりなので、イベントの出方如何でゲーム展開が大きく変わる可能性がある。
No1 Action(NATO水上艦)
NATO水上部隊がソ連主力機動部隊に対して反撃に転じてきた。幸い大きな損害はなかったもの、空母機動部隊をしてこれ以上スコットランド近海に留まる非を悟らざるを得ない。No4 Action(ソ連潜水艦)
オスカー型ミサイル原潜「ボルシャネヴァ」が英空母機動部隊に対してSSM攻撃を実施する。英軽空母「イラストリアス」(HMS Illustrious, R06)を撃破した。No6 Action(ソ連水上艦)
英軽空母「イラストリアス」にトドメを刺すべくソ連水上部隊が長距離SSM攻撃を仕掛ける。96火力を集中した一大攻撃であったが、目標判定のダイス目で"0"を出してしまい、大外れ。くそー。5Turn(2日目午後)
No1 Action(ソ連航空機)
Tu-26バックファイア,Tu-16バジャーC,同バジャーGの波状攻撃をスコットランド北部近海(2605)を東航中の英艦隊に指向した。SSM攻撃により英フリゲート艦「ブレイブ」(HMS Brave< F94)、「アーガイル」(HMS Argyll, F231)が相次いで撃沈さる。事前備蓄船(MP)1ユニットも撃沈さる。No6 Action(ソ連水上艦)
ソ連水上部隊が長距離SSMで英空母機動部隊を攻撃する。何度目かの正直。圧倒的なミサイル火力を浴びた軽空母「イラストリアス」は遂に撃沈されてしまう。勢いに乗るソ連艦隊は、さらに英艦隊との距離を詰めるべく前進する。超高速対艦ミサイルP-80"ズーブル"(NATOコードネーム=SS-N-22"サンバーン"を搭載したソブレメンヌイ級駆逐艦3隻の威力を試してみたかったという気持ちもあった。その超高速SSM攻撃受けて英Type42型駆逐艦「ニューキャッスル」(HMS Newcastle, D87)が撃破される。しかし鳴り物入りの攻撃にしては、やや戦果が期待外れだった。6Turn(2日目夜)
No1 Action(NATO潜水艦)
2隻の英攻撃型原潜がソ連空母機動部隊に取りついてきた。最初に攻撃してきたのはトラファルガー級攻撃型原潜「トレンチャント」(HMS Trenchant, S91)で、魚雷倍火力攻撃が見事に功奏し、ソ連虎の子空母「スベルドロフスク」が大破してしまう。さらにもう1隻、スイフトシュア級攻撃型原潜「スプレンディッド」(HMS Splendid, S106)が「スベルドロフスク」にトドメを刺した。空母轟沈。ソ連空母機動部隊は、その主要な航空戦力を瞬時に喪失してしまった。先のTURN、止せばいいのに、空母機動部隊を敵に突っ込ませたのが裏目に出た。まさか一撃で沈められるとは思わなかったが、ややNATO潜水艦の威力を甘く見た感がある。後で計算してみたが、雷撃力30の英トラファルガー級攻撃型原潜の場合、魚雷の2倍火力攻撃を仕掛けると45%の確率で空母に損害を与えることができる。これが攻撃力22のスイフトシュア級原潜ならば損害確率が35%に低下するが、それでも脅威には違いない。