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Flat Topの練習プレイの後で時間が少しあった。そこで先日基本ルールを読み終えたPanzer(GMT)を試してみることにした。
Panzerは2012年にGMT社から発売された戦車戦ゲームである。1Hex=100m、1Turn=数分で、1ユニットが車両1両、火砲1門、歩兵数名を表す。テーマ的は1943年以降の東部戦線。登場する車両は3号戦車後期型、4号戦車、5号戦車パンター、6号戦車ティーガー、3号突撃砲、マーダー自走対戦車砲、T-34/76中戦車、T-34/85中戦車、JS-2重戦車、SU-76、SU-85、SU-100、SU-122、SU-152といった各種自走砲である。火砲も対戦車砲は一通り揃っている。

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基本ルールでは戦車しか扱っていない。従って基本ルールでプレイできるのは戦車のみが登場するシナリオだ。シナリオ1とシナリオ2がそれに相当する。シナリオ1は4号戦車G型とT-34/76との中隊規模同士の遭遇戦だ。練度ルール等が未適用なので、純粋にハードウェア勝負になるが、装甲厚と足の速さでT-34/76がやや優越している。主砲の性能では4号戦車がやや有利だが、その差も小さい。

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シナリオ2は1944年末期のポーランドでの戦いを扱ったこれまた中隊規模同士の激突である。今回は独軍に5号戦車パンターが登場し、ソ連軍の主力もT-34/85に強化されている。独軍には4号戦車H型も登場するが、こちらは4号G型よりも少しだけ強化された装甲と、G型に輪をかけて鈍足化した車両である。これでは火力面でなんとかソ連戦車に拮抗していたとしても、速度で遠く及ばない。

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プレイしてみての感想は、予想していたよりも遥かに「軽い」ゲームだということだ。
今回も初プレイであるにも関わらず、2時間ほどのプレイ時間で2シナリオをほぼ完遂できたのは驚きである。
上級ルールを導入すれば当然プレイ時間が延びることが予想されるが、それでも早く試してみたいという気持ちが抑えきれない。


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