(以下の記録は今年10月4日のものです)
私はこれまで八甲田山には2度登ったことがあります。1度目は夏で、今から11年前でした。2度目は秋で、今から6年前でした。2回目についてはこのブログでも紹介したと思います。
今回3度目の八甲田山に登りました。3度目なので最早ピークハンティングには興味なし。お目当てはズバリ「紅葉」です。前回までは酸ケ湯温泉-->大岳-->毛無岱-->酸ケ湯温泉というのが定番コースだったので、今回は少しコースを変更。ロープウェーを使って標高を稼いだ後、北八甲田連峰の斜面を伝って毛無岱まで降りていき、上毛無岱、下毛無岱といった紅葉の絶景ポイントを過ぎた後、酸ケ湯温泉に至るルートです。このコースだと登り口と降り口が異なるので、その間の移動がネックになりますが、八甲田山中は定期バスが運行されているため、バスを使えば移動は左程困難ではありません。

前夜の新幹線で東京を出て八戸で1泊。翌日始発の新幹線で新青森に着いたのは0800頃でした。レンタカーを借りたり、非常食を買い込んだりしていたので、八甲田ロープウェイ乗り場に着いたのが0915頃になっていました。0930発のロープウェイに乗って山頂へ。平日にも関わらず山頂行ロープウェイはほぼ満員状態でした。

10分後に山頂駅に到着。山頂駅付近はそれほど紅葉していなかったのですが、目の前に広がる毛無岱一帯は紅葉の海といった感じでした。ここから1時間かけて上毛無岱まで降りていきます。その途中、所々で紅葉の綺麗な場所に遭遇します。



上毛無岱まで降りてきたのは1100前頃でした。ここから振り返ってみる八甲田山の紅葉はサイコーです。近景の紅葉と遠景の山々、そしてその背後に広がる青い空。「これぞ紅葉」といった風景でした。



上毛無岱から下毛無岱に降りる際、急な斜面があるのですが、その斜面から見下ろす下毛無岱の景観はまた格別。ガイドブック等で紹介されることも多い景色で、八甲田の秋を代表する景観といって良いでしょう。

下毛無岱は上毛無岱同様紅葉の見どころが数多く点在しており、シャッターチャンスに事欠きません。とにかく気に入った景観があればシャッターを切るといった感じなので、撮りまくりです。いつのまにかデジカメのバッテリー残量が残り少なくなっていました。



下毛無岱を過ぎるとあとは酸ケ湯温泉まで歩くだけです。歩行距離2km弱。アップダウンがあまりないので30分ほどで歩けます。酸ケ湯温泉に着いたのは1230頃でした。歴史のある名湯に浸かって山歩きの疲れを癒したことは言うまでもありません。
