Empire of the Sunが終わって時間がまだあったので、比較的短時間で終わるゲームということで、主題のゲームをプレイしました。このゲームは、第1次世界大戦における東部戦線を、いわゆる「強襲システム」で再現しようとした作品です。ドイツから西部ロシアまで、北はバルト海から南はエーゲ海。トルコまで含んだマップがいくつかのエリアで区切られ、1Turnは約半年、1ユニットは1個軍団を表します。
今回は2回対戦し、2回とも連合軍を担当しました。結果から言えば2連敗。いずれも20点差以上の大差をつけられて完敗です。
対戦記、連合軍完敗す
最初の対戦の時はワルシャワとベオグラードが早々に陥落し、VP差が一気に-3点になってしまいました。その後はVP差を挽回できずに累積VPが溜まっていく一方。そのうちにミンスクも陥落。ブレスト条約の締結もあったりして、結局6Turn(1916年)ごろに投了となりました。2回目の対戦時は先の教訓を反映。ワルシャワとミンスクを守りつつ、オーストリアに逆進攻を行ってVPを早めに取り返そうとした。またベオグラード陥落を防ぐため英仏軍をサロニカに上陸せしめました。その甲斐もあってしばらくはワルシャワ、ベオグラードは守り切っていましたので、VP差は連合軍有利の状況で推移していきます。
しかし重砲射撃と重点攻撃を駆使して襲い掛かる中欧軍の攻撃により、まずワルシャワが陥落。さらにベオグラードが陥落し、VP差は再び-3点となってしまいました。英仏軍はセルビア戦に毒ガスを使用し、ベオグラード奪回を試みますが、ドイツ軍もガス戦で対抗。すぐに戦線は膠着します。その後イタリアの参戦、ルーマニアの参戦等がありましたが、トルコ、ブルガリアが中欧軍に着くに及んで再びVP差は中欧軍側に傾き、それを挽回できないまま結局第8Turn(1917年)には投了を余儀なくされました。
しかし重砲射撃と重点攻撃を駆使して襲い掛かる中欧軍の攻撃により、まずワルシャワが陥落。さらにベオグラードが陥落し、VP差は再び-3点となってしまいました。英仏軍はセルビア戦に毒ガスを使用し、ベオグラード奪回を試みますが、ドイツ軍もガス戦で対抗。すぐに戦線は膠着します。その後イタリアの参戦、ルーマニアの参戦等がありましたが、トルコ、ブルガリアが中欧軍に着くに及んで再びVP差は中欧軍側に傾き、それを挽回できないまま結局第8Turn(1917年)には投了を余儀なくされました。
感想
VP差がつくと挽回が難しいですね。VITPのように終盤の大逆転が約束されているゲームでは、ある程度VP差がついても逆転が可能ですが、本ゲームのテーマは第1次世界大戦。塹壕戦なので終盤の大逆転は期待できません。従って序盤でなんとか得点差を抑え込む必要があります。とはいえ、ロシア軍は色々と足枷があって、ドイツ、オーストリア軍とまともに対抗するのは困難です。その上序盤はカードの枚数でも連合軍は不利になっています。連合軍としてはドイツ・オーストリア軍と互角に戦える英仏軍を早めにバルカン方面に誘導し、ドイツ・オーストリア軍を牽制する必要があると思いました。難しいのはやはりロシア軍。ワルシャワをどこまで守り切れるかが勝負だと思われます。どのようにそれを達成するかは難しいですが、やはり兵力集中と前進防御しかないように思います。あとは早くイタリアに参戦して頂く必要がありそうですね。
もう少し色々考えてみます。